【コラボレーション企画優秀作品によるお部屋が完成】一人暮らしにもおすすめ!レオパレス21はマンスリーマンション、賃貸アパートなどの賃貸に関する情報が豊富です

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コラボレーション企画優秀作品によるお部屋が完成

最優秀賞「TOKYO SANPO」と優秀賞「粋(いき)」のモデルルームが完成!2015年5月13日のオリエンテーションからおよそ5ヶ月で完成に至りました。

【コンセプト】
私たちが提案するのは「TOKYO SANPO」と言うことで、東京の街を散歩しているような感覚になるインテリア空間を提案して行きたいと思います。まず東京らしさは何かと考えたときに、私たちが一番大事にしたのが、東京に来る人たちは何を求め東京に来るのかを大切に考えさせていただきました。そこで、たとえば私たち東京モード学園の生徒はデザイナーになる為に日々この東京モード学園に通ってきています。この中で、インテリアデザイナーを目指している子がいたり、ファッションデザイナーを目指している子が通っています。そこに共通するキーワードが「夢」や「憧れ」を持っていることです。そんな夢や憧れを抱き、それをかなえるために東京と言うスタートラインに立っているんだと考えました。そういう方々は空間に対しても東京らしい憧れや理想の空間、インテリア空間っていうのも求めています。そこで今回提案します「TOKYO SANPO」では憧れの地、東京の日常や街並みを切り取った部屋を提案いたします。たとえば青山、表参道、原宿、自由が丘、代官山といった、そんな東京には個性豊かな街並みが数知れずあります。そんな憧れの東京人の日常を切り取って楽しむ、それが「TOKYO SANPO」です。今回、「TOKYO SANPO」がお送りする街は、おしゃれで流行に敏感な人たちが集う街、代官山です。この代官山はTサイトや 、最近では東横線の跡地に作られたログロードなどで有名ですか、実際の代官山らしさというのは路地裏に小さなショップなどがあり、そういったところが東京の中の代官山らしさなのではないかと思います。そんな代官山らしさを考慮して、路地裏散策気分を楽しめる魅力的な空間を「TOKYO SANPO」にて今回はお楽しみいただきたいと思います。代官山のインテリアコンセプトは、小さなショップが集まる中庭、ということで、ショップに行く理由として、たとえば靴がほしいや服がほしいなど、ショッピングが目的で行くことはもちろんですが、実際そのショップの空間に対してもこんなとこに住んでみたいなとかそういう憧れを抱いて私たちはいます。そんな憧れを抱いている部分を空間に表現したのがこちらになります。小さなショップが並ぶ空間の中庭ということで、間取りは入口ドアから入って最初に見えるのがベランダとウォークインクローゼットです。ここをひとつのショップのファサードを提案している形になっており、このベランダをアパレルのショーウィンドウをイメージして提案しています。実際にカッティングシートを用いて、デコラティブなかたちのショーウィンドウを展開しています。洗濯物がひとつのファサードのショーウィンドウとして楽しめるような、毎日を日々ハッピーに過ごしていけるポイントになっております。ウォークインクローゼットには服が入っているので、そういったアイコンとしてもこの空間のポイントとなっています。左壁には棚で表現した階段があります。2階にもショップ空間があるようなわくわく感を楽しめる演出になっています。石膏ボード用のピンや、棚を使って表現しようと考えています。上部にはドアが少し開いており、照明を配置して空間のライティングとしても使えるようにしています。こちらには、サインがあってショップらしさを展開しています。壁面と床面は、木目のPタイルと石目調のPタイルを使って、床と壁を連動させたいと考えています。反対側から見ると、外出する際にもそのショップ空間に入っていくようなちょっとしたわくわく感を味わえるようになっており、毎日がとても楽しくハッピーに過ごしていけるようなインテリア空間を提案しました。今回は代官山をテーマにしましたが、東京には他に青山、渋谷といろんな魅力のある街が数知れずあります。そういう空間をみなさんが憧れる東京の街という空間に展開していけるようなシリーズ化にもできるような提案になっています。

【学生の感想】
藤川晃一:この度は私達の「TOKYO SANPO」を選出して頂き、誠にありがとうございます。 学生としてではなく、1人のデザイナーとして真剣に考え取り組んだ企画ですの。その第一歩となる機会を与えて頂けるたことを大変嬉しく感じております。

大野達也:私達の作品は「学生らしさ」ではなく、実際に「東京に住みたくなる」ような理想を形にしたものです。デザインの本質を自分たちなりに試行錯誤した作品のです。それを選出して頂けたことを大変嬉しく思います。

【コンセプト】
私たちは「粋」をひとつのキーワードとしてこの課題を制作しました。この粋というのは皆さん誰しも耳にしたことがあると思いますが、昔の東京、江戸に根付いていた人々の美意識のことです。意味としては、身なりやデザインがシンプルで洗練されていて、それでいて遊び心があるということと、単純美を愛する志向がありました。つまり、デザイン的にシンプルなものを好む、という傾向です。こういった物事は現代の人々の建築的な価値観だったり、目指す生活スタイルだったりと、とてもよくあっていると感じてこの「粋」という言葉を使っていきます。たとえばル・コルビジェのようなシンプルであるものこそ美しいと感じられるような価値観や、シンプルライフに代表されるような、シンプルだけれど決して単純ではないような生活を今の現代人は望んでいると感じられましたので、そういった物事をこの空間に落としこんでいこうと考えて作りました。まず全体的に和モダンの雰囲気で作りました。壁は左官風の壁紙を使用し、全体的に白と黒の洗練されたイメージで作りました。細かいディテールは、壁一面に東京らしさを感じさせるような都会的で現代的なビル群を、日本古来の墨絵を用いて描き出すということです。なぜビルを墨絵で描くかというと、ビルも墨絵もどちらも洗練されていて、それでいてかっこいいものだと感じるからです。ビルは新宿に立つとたくさんありますが、ほとんど直線と四角い面だけで構成されているものですが、かっこいいと思われるものや美しいと思われるものはたくさんあります。この東京モード学園は曲面で作られておりますが、それと同じように墨絵も白と黒の線だけで構成されていて、それでいて美しいものです。そういったものを組み合わせて壁に描き出すことで、グラフィックアートですが、元の和モダンのベースを崩さずに洗練されたイメージをよりくっきりと映し出すことができると思い、壁一面をデザインしました。もう片方の面は江戸時代の浮世絵を出力して、自分の着た服をかけると、浮世絵の人々を着せ替えていくというようになっています。浮世絵の顔も白黒にして、ちょっとかっこよく現代風にすることで洗練されたイメージにしようと思っています。壁に自分の服を掛けていくことで、こういった現代の服を浮世絵の過去の人々が着ているというような、ギャップを楽しむものですが、この過去と現代のギャップや、そのつながりを楽しむというのをこの空間の中で、重要なものだと考えており、墨絵も現代のものを過去の手法を使って描き出すというものでしたが、過去と現代が交じり合った空間の中で生活していくことで過去と現代のつながりを感じ、またその粋なこのデザインたちの中で囲まれて暮らすことで、自分自身も粋に暮らしていけるようになるといいと思っています。また土着の考え方、江戸と言うのは昔の東京ですので今ここにいる私たちがその昔の人々のその土着の考え方、美意識を感じる事によって東京らしく生きていくことができるのではないかと思いました。

【学生の感想】
采原孝千代:このような貴重な機会を設けて頂きありがとうございます。学校で学んできた事を活かし、「東京らしさ」を発信できるように精一杯取り組んでいきたいです!

宮田裕一:このような賞を頂くことができて、大変嬉しく思っています。「東京らしさ」という抽象的なテーマは空間を考える上ではとても難しかったですが、グループでアイデアを出し合うことで良い作品を作ることができたと思っています。

 

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