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レオパレス21と学校の様々なコラボレーション企画!

夢の実現へ向けて。  島根県立大学短期大学部松江キャンパス
戦争と向き合う、TYDサークルで活躍する田川さんに突撃!

2017/7/27

部活・サークル

島根県松江市にある、島根県立大学短期大学部松江キャンパスへ行って参りました!
島根県立大学短期大学部の総合文化学科には、文化資源学系、英語文化系、日本語文化系という3つの特色ある系(専門履修コース)があります。それぞれの系では、地域で観光やまちづくりに携わりたい、英語を身につけて世界に羽ばたきたい、大好きな本に関わる仕事がしたい、といった皆さんの夢を後押ししています。また、世界や日本を知る科目、英・中・韓・仏などの語学やコンピューター科目がそろっており、社会で役立つ知識や技能を習得することができます。

そんな島根県立短期大学部には、学生(個人や団体)の自主的に企画する独創的で魅力的なプロジェクトに対して、大学が費用を補助し、夢の実現を支援する「キラキラドリームプロジェクト(通称:ドリプロ)」という事業があります。ドリプロでは、応募した学生が審査員の前で独自企画のプレゼンテーションを行い、厳選なる審査により選ばれた学生を対象として、支援金が送られます。
今回は、そのドリプロで見事受賞された「TYDサークル」の活動についてご紹介いたします!

キラキラドリームプロジェクト
受賞者 田川さん

総合文化学科 英語文化系 2年
田川 志織さん

好きな食べ物:ヨーグルト
好きな音楽/アーティスト:嵐・韓国ドラマの音楽
趣味:韓国ドラマや映画鑑賞
特技:早口言葉(高校時代は演劇部!かつぜつが良い!)

インタビュースタート!

-学校の雰囲気は、一般の方も利用できる図書館や親子向けの「おはなしレストラン」などがあることで、とても地域に開けた印象です。緊張されている面持ちの田川さんですが、早速インタビューにうつりたいと思います!



Q.本日は、よろしくお願いします!それでは早速ですが、1つ目の質問。TYDサークルの活動目的を教えてください。
田川さん≫1番の目的は、戦争や争いをなくし世界中が仲良くなるためにはどうしたらいいかを探り行動していくことです。
そのための手段として、私たち日本人だけで考えるのではなく、グローバル化が進んでいる今の時代だからこそ留学生たちと一緒になって考えて、色んな国の意見を聞いて、批判するだけではなく共感したり、色々な考えを受け入れたり、その上で戦争をなくすためにはどうしたらいいのかを皆で考えています。

Q.普段はどのような活動をされていますか?
田川さん≫毎週決まった取り組みはありません。去年の例で言うと、留学生の方に各国の教科書を持参して集まっていただき、その内容をみんなで読み合わせして、情報をまとめて発表し合いました。そのときは、各国の教科書を見比べようというコンセプトだったので、韓国・中国・インドネシア・アメリカの方にご協力いただき、教科書を元に日本語で説明してもらって、資料にまとめました。そういった文献をまとめながら、まずは戦争について「知ろう、考えよう」ということで活動をしています。

Q.なぜこのサークルを作ろうと思ったのですか?
田川さん≫中学・高校時代に教わった「戦争はよくない」という言葉でずっと引っかかっていたことがありまして、「よくない」とは言いつつもなぜ戦争はなくならないんだろうという疑問がこのサークルを立ち上げた背景です。
初めのころは自分たちだけで考えて調べて学ぼうと思っていたのですが、日本人の私が日本に住んでいて日本語で書かれているものだけを読んで勉強しても結局日本目線の情報しか学べないという事に気がつきました。そこで、せっかく色々な国の人がいるんだから、その方々に聞いてみて、なおかつ聞いたものを広めて行きたいと思い、立ち上げを決めました。

Q.「キラキラドリームプロジェクト」に応募するに当たって、大変だったことはどんなところですか?
田川さん≫1番は書類提出ですね。今までは予算も考えたことがなかったし、1年間の活動計画も想像の中でしか考えていなかったので、具体的に落とし込むのに苦労しました。自分が「どういうこと」を「なぜ」やりたくて、「どうやって」やっていくのかを伝えるためにパワーポイントを使って資料を作り、プレゼンテーションしました。

Q.田川さんが今年度で卒業されると思いますが、今後TYDサークルにどうなっていってほしいですか?
田川さん≫1年目の方は、先輩を見てどういうことを大切にしているのかという志を受け付いでいただいて、その先は1年やって終わりじゃなくて、より長く続けていってほしいです。続けていく中でいろんな国の人と接点を持って、いろんな角度から物事を見て勉強していって欲しいなと思います。

Q.田川さんの将来の夢を教えてください。
田川さん≫外国の貧しい子どもたちのためにボランティア活動をしたいです。貧しい方や、戦争に行かなければならない子どもたちに何かしてあげられたらなと思っているので、その第一歩としてJICAに入って2年間ボランティア活動が出来ればと考えています。その活動の中で、今本当に必要とされているものが何なのか、問題になっていることは何なのかを見つけて、その先の活動に繋げていきたいです。

Q.島根県立大学短期大学部のいいところを教えてください!
田川さん≫3つあります!
1つは、先生との距離が近いところです。高校時代と変わらない広さの教室が多くあるため、少人数での授業が多く 本当に距離が近いです。先生方に名前を覚えていただけるのはもちろん、授業以外で話す機会も多く、時には友達のように相談に乗っていただいています!

2つ目は、先ほどお話したドリプロもそうですが、今年度は「グローバルドリームハント」という海外で経験を積みたいという学生に対して資金援助をしていただけるプロジェクトがあったりと、学生がやりたいことを支援してくれる体制が魅力的です!就職活動でのサポート体制も充実しているところは 本当に助かります。
最後3つ目は、いろいろな授業が取れるところです。系は分かれていますが、自分の選択した系を飛び越えての授業選択ができます。専門的にやりたい方はその専門分野に付随する科目の選択ができて、反対に具体的な道が決まっていない方は色々な学問に触れて道を探すことができます!

Q.それでは最後に、この記事を読んでいる高校生の方にメッセージをお願いします!
田川さん≫島根県立大学短期大学部、本当にオススメです!私も高校生で進学先を迷っていた頃は4大に入ろうと思っていましたが、2年間だからこそ自分自身と向き合って好きなこと・やりたいことを見つけることができたと感じています。学校のサポートも手厚いですし、2年間学んだ先が必ずしも就職でなくてはならない ということではないと思うので、やりたいことを見つけてから改めて大学に編入するのも1つの道かなと思います。

取材を終えて・・・

自分の夢に向かって着実に進んでいる田川さん。
最後にTYDサークルの名前の由来を聞いたところ・・・

T⇒田川さん
Y⇒吉田さん(もう1人の創設者)
D⇒ダスティンキッド先生     の頭文字だそうです!

自分の意見をしっかりと持ち、また、卒業=就職という一般のレールにこだわることなく自分の進む道を模索し、考えている姿勢に関心させられました。

大学として、学生の夢の実現のためにサポート体制を充実させており、そのお陰で伸び伸びと成長できているのではないかと感じます。

レオパレスではこれからも、そんな島根県立大学短期大学部の皆様を応援しています!
ご協力ありがとうございました!

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