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東海大学 三保と世界をつなぐ女子大生!海洋学部でも国際交流

2015/11/12

部活・サークル

東海大学 海洋学部 海洋地球科学科 2年  礒野 仁美さん

今回は東海大学海洋学部の礒野仁美さんにインタビューを行いました。海洋に興味があり海洋学部に入学した礒野さん。海洋以外にも国際交流に興味があり、団体活動に参加して、三保の環境の良さを感じている礒野さんへのインタビューをお伝えします。

Q. 東海大学のチャレンジプロジェクトについて教えてください。
学生が社会貢献やもの作り活動を目的に、自由な発想で企画立案したプロジェクトで、大学がその活動を支援してくれる制度です。

Q. プロジェクトの概要と参加したきっかけを教えてください。
私たちのプロジェクト名は、「TOUR~三保と世界をつなぐ旅」で、国際交流に興味のある学生が集まり、清水港に外国客船が寄港する際に、国際交流ツアーを企画したり、「生きた英語」を学びながら、「三保松原」のPR活動を行っています。
私はもともと国際交流に興味があり、大学入学後、外国語教育担当で、このプロジェクトのアドバイザーでもある加藤和美先生から紹介されたことがこのプロジェクトに参加したきっかけです。

Q. 主な活動内容を教えてください。
主な活動内容は、外国人観光客へ通訳や説明をするボランティアです。清水港に外国客船が寄港するときに清水港臨時観光案内所で行ったり、埠頭にあるマリンターミナルで開催される着物の着付け体験や日本文化体験の講師の方と外国人観光客との通訳などを行っています。現在このプロジェクトには13名の学生が在籍しています。

Q. 団体の雰囲気はどの様な感じですか?また、どの様な学生が所属していますか?
「英語を話したい!」とか「国際的な活動に興味がある!」というように学年もさまざまで、海洋学部にある文系から理系までの8つの学科・専攻から学生が集まって、加藤先生を中心に明るく楽しく活動しています。

Q. 活動を行っていて嬉しかったことを教えてください。
私は外国に行ったことがなく、外国人の方と接する機会があまりありませんでした。「自分の英語は本当に通じるのか?」そんな不安の中、このプロジェクトに参加しました。私の英語が初めて外国人に通じ、その方が喜んでくれたことがとても嬉しくて、国際交流ってすごく楽しいものだと実感しました。

Q. 活動を行っていて大変だったこと、改善したいことを教えてください。
自分が今まで勉強してきた英語と実際に外国人との会話で使う英語にギャップを感じています。特に、中米やインド系の英語は聞き取りづらく大変でした。
発音もさることながら自分の伝えたいことを全部伝えることができないので、自分の英語力をもっと磨いていきたいと思っています。

Q. 地元企業や役所の方々と連携しているということですが、具体的にどのような連携をされていますか?
静岡市清水区役所の方々との連携が多く、豪華客船が寄港する際の通訳ボランティアも区役所より加藤先生を通じてオファーがありました。実際にボランティアに参加して、学生視点でブースの改善点や外国人から伺った要望などをまとめ区役所に提出しました。

Q. 海洋学部の良い所を教えてください。
立地が良い!雄大な駿河湾が近くにあるので海を体感しながら大好きな海について学ぶことができます。また、海や川の魚が好きな学生が全国から集まっているので、高校のときには友人に理解されなかったことも理解してもらえるし、魚に関する知識を持っていて趣味があう人もたくさんいるところが私にとって理想的です。

Q. 立地が良いということですが、世界遺産の構成資産に登録された三保松原もある三保の良い所を教えてください。
三保松原を歩くと松林が広がっていて富士山がとてもきれいに見えます。私は神奈川県出身で高校に通学していたときは満員電車に揺られる毎日がきつかったのですが、都会に比べて自然豊かな三保では落ち着いたキャンパスライフが送れています。

Q. 今後の活動予定を教えてください。
今年の10月に豪華客船が清水港へ3隻寄港する予定なので、今度は清水港から三保松原までの学生企画ミニツアーや埠頭に学生企画ブースを出展するなど、学生主体の発案企画を実現するため、今はその準備に追われています。

Q.プロジェクトの今後の目標を教えてください。
三保をもっと国際的な観光地にしたいです。東海大学海洋学部には国際交流の場がまだ少ないので、このような国際的な活動ができる場を増やし、後輩たちに引き継いでいきたいと思っています。

Q. 礒野さんの夢を教えてください。
世界各国に行って、色々なことを知りたいです。その国の文化だったり、どんな生活をしているか、どんな国民性をもっているのか、世界中の色々なことを知りたいと思っているので、このTOURに参加することがその夢への第一歩だと思っています。

Q. これから大学に進学する受験生に一言お願いします。
学生時代にいろいろなことを経験して失敗してもいいからどんどんチャレンジしてほしいです。私は考えすぎる性格でしたが、それでは何も始まらないし、勇気を出して一歩踏み出したことによってわかることがたくさんあります。このプロジェクトに参加したことによってその大切さを知りました。

英会話を中心とした国際交流の通訳プロジェクトを理系のイメージが強い海洋学部で行っているというのは驚きです。今後も礒野さんのチャレンジ精神や世界に目を向けた団体活動で、グローバル化の進む社会と清水という街を上手く結びつけ、楽しく盛り上げてください!プロジェクトの発展と礒野さんの将来の夢をレオパレス21も応援していきたいと思います。ご協力ありがとうございました。


※本記事は2015年11月12日現在の内容です。 ※東海大学海洋学部についてはこちらから

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