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北陸学院大学 地元野菜を活かすスイーツサークル
長岡 花恵さん、秋本 友理奈さんってどんな女の子?

2015/12/7

部活・サークル

北陸学院大学短期大学部 食物栄養学科 2年  長岡 花恵さん
北陸学院大学短期大学部 食物栄養学科 2年  秋本 友理奈さん

今回は、北陸学院大学に在学している長岡花恵さん、秋本友理奈さんにインタビューを行いました。スイーツの商品開発に携わっているお2人に、商品ができるまでを詳しく聞いてきました!

Q.なぜスイーツ研究所に入ろうと思いましたか?
秋本さん>今は栄養士を目指していますが、もともとお菓子作りが好きで、パティシエになりたいと思っていました。そこにスイーツ研究所の「地元の食材を使って機能性を活かしたお菓子作りが出来る」という部分も加わり、さらに興味を持ちました。高校生の頃に偶然にもスイーツ研究所の部長さんと仲良くなり、話を聞いたときにすごく楽しそうだったので、そのときから「大学に入ったらスイーツ研究所に入りたい!」と思い始めていました。
長岡さん>私もお菓子作りが好きでパティシエになるのが夢だったので、パンフレットを見て部活を迷っていたときにスイーツ研究所を見つけて興味を持ち、入りました。

Q.レシピができるまでの課程をお教えください。
まずはスイーツ研究所の活動の中で2ヶ月ほど試作を繰り返し、スイーツや食材について知っていきます。スイーツ研究所は地産地消をテーマに活動しているので、地元の食材についてその特徴を知ることも活動の1つです。作るものが出来上がりましたら、企業の方にプレゼンをします。
そのあとで、その商品の作り方を教えてもらいます。やはりスイーツ研究所で作るのと、お店で作るのとでは作り方も作る数も違うので、「こういう作業は大変だから」とか、「値段が上がる」などの意見を聞いて、「だったらもっとこうして値段を下げたほうが良いんじゃない」という現場ならではの方法を教えていただきます。
あとは、商品になったときの保存方法と賞味期限についてです。私たちの中であまり添加物を使いたくないという希望があるので、その中でどういう材料を使ったらより美味しさを長く保ち、かつお客様が購入しやすい価格の商品が作れるかを話し合います。そのようなやり取りをしているので、完成するのに半年くらいかかりますね。

Q.入ってよかったと感じるのはどんなところですか?
長岡さん>自分の好きなスイーツを作るだけでなく、製作そのものが商品開発に活かされるところです。授業でもスイーツを作るのですが、授業で作るのとはまた違った技術を学ぶことができ、良かったです。
秋本さん>家でネットや本を見て独学で調べて作ると、やっぱりわからないことが多いので、スイーツ研究所だとそれをOGの方や先生に実際に作りながら詳しく教えてもらえるので、すごく身に付くなと思います。

Q.入ってみてイメージと違った点はありますか?
秋本さん>自分の好きなものばかり作っていては商品開発に繋がらないので、商品開発が どれだけ大変なのかというのが思っていた以上でした。楽しいことばかりではなかったので すが、商品ができたときの喜びももちろんあります!
長岡さん>最初の頃は、商品開発する時に自分たちがどこまで加わっていいのかなという疑問がありました。私たちの場合は自分たちで何を作りたいのかを決めて、自分たちで作って、そこから企業の方と話し合うという流れがあったので、商品開発はこうして行われているんだなと思いました。

Q.商品開発を行うにあたって苦労した点は?
やっぱり試作を何度も何度も繰り返すので、目的やゴールが見えなくなってしまったり、違う方向に行ってしまったりというところです。 違う方向に行ってしまったときは、OGの方に来てもらい、どこをどうしたらいいのかを教えてもらったり、先生や学校の友達とかにも試食してもらい、アドバイスをもらいます。それを活かしてまた試作をしていきます。

Q.商品を売る上で工夫していることは?
販売する際のディスプレイです。お客様の立場から見たときにどういう角度で見ると一番商品が目に付きやすいかとか、買いたくなるようなポップ作りだったりとか、お客様目線から考えて売り場を作っていくことを工夫しています。
また商品に関連してパッケージも工夫しています。いくつか候補をサンプルで注文して実際に商品を入れ、しっかり衛生的に入れられているかを考えます。たとえば冷凍する商品ですと、解凍後の状態まで想定したパッケージにします。
あとは学生が主体で活動しているので、パッケージの字体を可愛くして学生らしさが出るように工夫しています。

Q.今後の方向性は?
まずは、常に販売しているスイーツを完成させることが1つの目標です。まだスイーツ研究所の認知度がそんなに高くないので、まずは石川県内の方に知ってもらいたいです。
安心安全で美味しいスイーツをより多くの方に食べていただくことを目指して、これからも活動していきたいと思います!

Q. 北陸学院大学に入学してよかったところは?
先生と生徒の距離が近いところですね。国公立とかスイーツの大学だと人数が多くてなかなか話す機会もないと思うので。高校の頃「大学に入ったら今みたいにこんなに構ってもらえないよ」と先生から聞いていたので、北陸学院大学に入ったときに先生と生徒の距離が近く、すごく仲もいいので、そこは良いなと思いました。とても話しやすいです。
あと、公民館や学校に小学生が来て食育を教えるイベントがあり、そこでは作るだけじゃなくてすごろくをしたりゲームもしたりして、その中から食べ方のマナーであったり野菜の効果を教えて食育を伝えるっていうので・・・そういうことも幅広くできるのはとてもいいと思います。

これから進学される高校生の方々に一言お願いします!
秋本さん>高校生のうちに自分がやりたいと思ったことをやってほしいです。「やりたいけど・・・」っていうので終わってしまうよりも、やりたいことをやって悔いがない方が絶対いいので。高校生の時しか出来ないこともあるので、悔いの残らないようにしてもらいたいです。
長岡さん>私は高校生時代から大学生に憧れていて、実際に大学生って楽しいです!そんな楽しい大学生活が送れるように、今は受験で大変だと思うんですけど、がんばって乗り越えてほしいです。

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