学パレス

レオパレス21と学校の様々なコラボレーション企画!

地域活性化! ご当地鍋で地元を元気に!

2018/4/20

企画・イベント

長野県飯田市にある飯田女子短期大学へお伺いしました。飯田女子短期大学では、家政学科・幼児教育学科・看護学科の3学科5専攻と専攻科があり、地域に根付いた教育・指導がされています。

今回は、飯田女子短期大学の「なべの会」と「軽音楽部」が中心となり開催された産官学連携イベント“吉鍋ロック・フェス”運営に深く携わった3名の学生を取材しました!

授業終わりに取材させて頂いたにも関わらず、疲れた様子を見せることなく終始明るく楽しい取材となりました!
※本記事の内容は2017年11月29日現在の内容です。

取材学生紹介

家政学科食物栄養専攻
2年 山崎さん
軽音楽部所属(部長)

家政学科食物栄養専攻
2年 小林さん
なべの会・軽音楽部所属

家政学科食物栄養専攻
2年 永井さん
なべの会所属

それでは早速取材スタート!

Q.2016年より開催されている「吉鍋ロック・フェス」ですが、開催経緯とイベント内容を教えて下さい!
山崎さん≫産官学連携プロジェクトとして、地域を挙げてPRしている「吉鍋」を学生のパワーで盛り上げる為に企画しました!軽音楽部に所属しているのですが、イベント自体が部活の一環となっているので、部活と両立することに対しての苦労はあまりなかったです。イベントの内容としては、「なべの会」というサークルの方々に鍋を作って頂き、鍋を食べながら軽音部やよさこいサークルなど様々なサークル・部活のバンド演奏などを見て楽しむ!というようなイベントになっています。プログラムの構成や参加団体への連絡は全て軽音楽部が行っています。
永井さん≫なべの会としては、材料はまとめて発注するので滞りなく準備出来ましたが、実際に作るとなると300食ほど用意しなければいけないので仕込みが大変です。

Q.吉鍋ロック・フェスのコンセプトやこだわりを教えて下さい!
小林さん≫コンセプトは「地域を盛り上げる」という形で取り組んでいます。こだわりは、今回は地元の高校生も参加しているので、チームの特徴をアピールすることに重点を置いています。
山崎さん≫2016年にロック・フェスを初めて開催して、当時は探り探りでのイベント開催でした。今回はコツが分かってきていますし、イベント規模に関しても昨年は学内だけの開催だったのが、今年は他校も呼んで大きなフェスになっています!

<吉鍋>作:飯田女子短期大学

Q.下伊那農業高等学校食品化学科・飯田女子高等学校調理クラブと連携して調理している“吉鍋”ですが、特徴やどのような具材が入っているか教えて下さい。
永井さん≫参加学校3校がそれぞれ作ったオリジナル吉鍋を皆さんに食べて頂き、どの鍋が良かったか投票していただくコンテストを行います。
下伊那農業高等学校さんは、自分達で育てたトマトをベースとした鍋で、飯田女子高等学校さんは、味噌と豆乳ベースのスープに鶏団子を入れた鍋を作ります。
飯田女子短期大学では、キムチ味をベースに高野豆腐や野沢菜を入れています。高野豆腐は、地元企業と開発した高野豆腐(“カミンこうや”)を使用しました。あとは長野県の特徴を活かし、野沢菜も入れました!

地元企業の旭松食品株式会社とコラボして開発された“カミンこうや”

Q.吉鍋ロック・フェスを作り上げていく中で、苦労した点や嬉かったことがあれば教えて下さい。
山崎さん≫ただ演奏するだけだとお客さんが 集まりにくいですが、吉鍋があることで見て頂く機会も増え、このようなイベントを企画してよかったと思います。当日演奏する曲に関しては、各グループで決めています!演奏もコンテスト形式になっており、審査員の方に演奏してもらう機会もあるので、必死で練習しています。

Q.今回2回目の吉鍋ロック・フェスとなりますが、注目して見てもらいたい所はありますか?
小林さん≫吉鍋コンテストや音楽コンテストはもちろん、図書館が主催するビブリオバトルなどもあるので、そこを注目してもらいたいです!
永井さん≫前回のフェスと全く違いコンテスト形式となるので、自分達の学校だけでなく他校も含めて良いイベントに出来たらと思います!

Q.今回は下伊那農業高等学校・飯田女子高等学校・飯田女子短期大学の学生限定のイベントとなりますが、今後の吉鍋ロック・フェスの目標を教えて下さい。
山崎さん≫今回音楽面では飯田女子高等学校さんと本学の2校しか参加していないので、今後は他の高校さんにもコンテストに参加してもらって予選を作れるくらい大きなフェスになればと思います。
小林さん≫多くの人と今回のようなイベントを通じて、楽しさを共有できる企画がさらに増えていって欲しいです。
永井さん≫私はなべの会に所属していますが、元々吹奏楽部ということもあり音楽が大好きなので、多くの人に音楽を聴いてもらいながら何かを食べるというような企画になって欲しいです。

普段の学生生活についても伺いました!

Q.飯田女子短期大学へ進学した理由と食物栄養を専攻したきっかけを教えて下さい。
永井さん≫食物栄養を専攻したきっかけは、親戚が病気になってしまった際に、“食”の面から患者さんをサポートしたいと思ったのがきっかけです。飯田女子短期大学に進学した理由は、オープンキャンパスに参加した際に、和・洋・中の調理実習の多さや資格取得も充実しているので進学を決めました。
小林さん≫元々、栄養士になりたいという目標がありました。また自分自身アトピーを持っていて、薬ではなく食事を変えることで症状が回復していった経験から、同じような悩みを持っている人に“食”の面から手助けしたいと思いました。進学理由は、他校のオープンキャンパスも参加していたのですが、その中でも飯田女子短期大学のオープンキャンパスが一番楽しく、何より在学生が楽しそうにしていたのが好印象で進学しました!
山崎さん≫私は元々お菓子作りや料理が好きで、子供の頃から料理を作って親の誕生日をお祝いしていました。そういったこともあり、食に関する仕事がしたいと思い栄養士を選びました。飯田女子短期大学にした理由は、地元が飯田市になるので実家からの通学しやすさという面で決めました。

Q.飯田女子短期大学の良い所・好きな所を教えて下さい!
小林さん≫生徒だけでなく先生方もとても明るく、様々な経験が出来るイベントが多い所が好きです。
永井さん≫先生方が本当に親身になって相談に乗ってくれるので、困った時に助かります。また、先生方や地域との繋がりが多いイベントがあるので、他校では経験できない事も経験出来る点が良い所です。
山崎さん≫先生との距離が近く、勉強や生活面で困ったことがあればすぐ相談出来ます。きめ細かい指導に感謝しています。

Q.食物栄養専攻の普段の授業内容とお気に入りの授業を教えて下さい。
小林さん≫給食管理という授業は珍しいと思います。この授業は施設で給食を作る際、発注や献立作成などの一連の流れを、学生寮で食材の選定や献立作成など全ての作業を自分達で考えて寮生に実際に食事を提供という内容です。大変なことも多いですが、食事を提供する側の職業に就くので、今後就職した際に役立つ授業だと思いました。

Q.食物栄養専攻では、地元企業と食品開発するなど積極的に産学連携の取り組みを行っていますが、印象に残っている企画はありますか。 永井さん≫これからの授業で商品開発を行っていくので、まだ企業と一緒に開発したものはありません。先輩方は味噌ランタンとハッピークランベリーを開発しました。私達の代では、そば粉を使ったマカロンを企画している段階です。完成したら商品開発を行った企業さんで販売する予定です。
山崎さん≫例年、前年度に開発した商品をロック・フェス等のイベントで限定100個のような形で提供されています。来年度のイベントで私達が開発した商品が提供されるかもしれません!

Q.軽音楽部・なべの会でのイベント以外の普段の取り組みと、各部活・サークルに入った理由を教えて下さい。

当日は朝早くから吉鍋の仕込みを行いました。

永井さん≫普段は年3回程度しか活動していません。やはり文化祭等のイベントで皆さんに様々な料理を提供することが大きな取り組みですね。なべの会に入った理由は、私と小林さん2人が寮生なんですが、食物栄養専攻の寮生は伝統的になべの会に入るのが決まりだったので。(笑)
山崎さん≫学内のイベントがない場合は、地域のお祭りなどに呼んで頂く機会があるので、そこに参加しています。入部理由は、高校時代にフォークソング部に所属していたので軽音楽部に入りました。
小林さん≫今ベースを担当しているのですが、吹奏楽部時代にベースを経験したことがあったので、1年生の途中から入部しました。

Q.学校で流行っていることや休日の過ごし方を教えて下さい!
山崎さん≫「どうぶつの森 ポケットキャンプ」は流行ってますね!周りでやっている人が沢山いるので、よく友達申請をしています。休日はお菓子を作るか、長野市や名古屋市など1人で遠出してます。
小林さん≫私はバイトしていないので、休日はだいたい寮にいます。天気が良いと近くを散歩していますね!
永井さん≫休日はスーパーでアルバイトをして、お金が溜まったらライブに行きます!ライブはK-POPもバンドも好きですが、よく聞くのはONE OK ROCKです。今年の夏はROCK’IN JAPANに行きました。

Q.将来の夢を教えて下さい!
小林さん≫保育園での就職が決まっており、子供だけでなく地域の方や親戚等の知り合いで困っている人がいたらサポートできるような栄養士を目標にしています。
永井さん≫私も栄養士を目指しているので、食の面からどの年代にもサポート出来るようになりたいです。
山崎さん≫料理も音楽も好きなので、自分の得意なことが活かせる仕事をしていきたいです。

Q.飯田女子短期大学に進学予定の高校生へ一言お願いします。
永井さん≫高校3年生は進路を決めないといけない時期で、実際に入試も始まっていると思いますが、楽しい学校なので是非入学して欲しいです。また、飯田女子短期大学に入学を検討している2年生は4回あるオープンキャンパスに来てもらった上で学校の雰囲気を感じて欲しいです。入学後も本当に先生方の対応が手厚いので、きっと楽しい学生生活になると思います!
小林さん≫学生も先生も明るく楽しい雰囲気の良い学校なので、楽しいと思える学校で一緒に勉強しましょう!
山崎さん≫イベントも盛り沢山で、授業で分からないことがあっても先生が丁寧に教えてくれるので安心です。是非入学してください!

<吉鍋ロック・フェス当日の様子>

2017年12月17日に吉鍋ロック・フェスが開催されました! 当日は飯田女子短期大学の学生のみならず、飯田女子高等学校・下伊那農業高等学校の学生も多く参加し、とても盛り上がりました!

取材を終えて・・・

吉鍋ロック・フェスを通じて地域をより活性化する為に頑張る3名の学生を取材しました。3名の学生は将来の目標を明確に持ちながら、今後の吉鍋ロック・フェス等の様々な企画が更なる地域貢献に繋がっていって欲しいと熱く語っていました。
目標を持ち夢に向かって頑張る飯田女子短期大学の学生をレオパレス21はこれからも応援していきます。

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