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レオパレス21と学校の様々なコラボレーション企画!

学生団体が運営する学生カフェ「カフェ ラ・ペ」オープン!

2016/10/21

企画・イベント

北海道の道東地区にある釧路市。
釧路市では漁業が盛んで、新鮮な魚介類が美味しく食べれます!また、「霧の街」として有名な釧路。最近では、避暑地として夏の時期になると全国から集まってくるほど涼しく、快適な街であります。
そんな釧路市にある釧路公立大学の学生団体が運営する学内喫茶「カフェ ラ・ペ」が今年5月にオープンしました。
学生自ら開設準備、運営を手掛け、「実践的な経済学を学ぶ場」として学生自らが経営している学内カフェに訪問しました!

もともと、学内喫茶であった場所を改築し、学校で学生団体に所属している学生へ声をかけ、運営を委託する内容で有志学生を募集しオープニングスタッフ22名でスタート。
カフェ ラ・ペに所属している学生たちはそれぞれ、授業が終わる時間が様々であり、アルバイトを掛け持っている部員もいる為、勤務をシフト制で協力し合いながら運営してます。開店準備から、接客、調理と全て学生で行い、「自分たちのお店」である意識を高く持ち、経営を行う部活活動です。

「カフェ ラ・ペ」のオープンについて代表清水啓博(さとひろ)さん(3回生)と遠藤玲於奈(れおな)さん(1回生) にお話しを伺いました。

学生プロフィール

経済学部経済学科3年
清水 啓博さん

人の役に立ち、地域活性になる課題をいつも探っています!

経済学部経営学科1年
遠藤 玲於那さん

将来は食品開発に携わり経験を積んで、自営業をやりたいと考えてます!

インタビュー開始

Q.「カフェラ・ペ」を始めたきっかけを教えてください。
清水さん:もともと「地域の為になる活動をしたい」と1年のころから意識していて、実際に違う学生団体に所属して活動していました。
そこに、約8年前まであった学内喫茶施設を復活させようとする動きがあり学校側が運営したい学生を探していました。食堂の営業が終わってしまうと食堂スペースは開放はしてますが、そこにとどまる施設やサービス提供がなかったため、地域活動の一端として補えたらと思い立ち代表として立候補し、運営に参加しました。

遠藤さん:きっかけは入学オリエンテーションで部活紹介で知りました。お店を経営することに興味があって、「カフェラ・ぺ」が学生が運営する活動と聞いて直感で参加しようと決めました。新しい取組ですし、他に入ってくる部員の皆さんが前向きにどんどん良くしようと考える姿勢を感じ、そういうところにも魅力を感じて入りました。

Q.オープン当初は,何名で始めましたか?
清水さん:今、1年生が4名、2年生4名ですね。3年生は14名の計22名からです。

Q.学内の至るところに貼り紙で部員募集されてましたが?
清水さん:将来性を考えると、引き継ぎの部分で下の学年1.2年生をより勧誘していかなければならないことから人員の確保は常にある課題です。

Q.運営は全て学生で行っていると聞きましたが、どのような役割になってますか?
清水さん:一応役割が分かれていて、代表、副代表と運営部長、管理部長、会計部長、会計監査です。

Q.会社みたいですね。経営に興味のある学生の集まりですか?
清水さん:そうです。釧路公立大は経済学科、経営学科がありますが実践的な部分で経営学を実際に生かせるフィールドとして経験を積みたいと考える部員が多くて、その集まりになってます。

Q.学生だけの運営で、大変なこと、苦労したことはありますか?
清水さん:先ほど人員の確保の話がありましたが、やはりメンバーを集めることが大変で、チラシを配ったり知り合いに声をかけたり今でも継続して行っています。
次に苦労したことは提供するメニューを何に決めるかでした。学生が多く集まることをメインに、そのニーズが求めるメニューは何か?から始めました。基本メニューは今後のアレンジが利いて飽きないことが大切でした。また、それのマニュアル作成が本当大変でした。

遠藤さん:オープン直後はレシピを見ながらの調理でどぎまぎした思い出と調理器具や材料がどこに何があるか把握していなかったため手際が悪く時間がかかったりしてみんなに迷惑をかけてしまいました。そんなことでも先輩方は優かった事を覚えています。先輩方は面白く、優しい方達ばかりです。

【カフェラ・ペ メニュー一覧】
・コーヒー ・紅茶 各100円
・カフェオレ 120円
・ホットドック 250円
・パンケーキ 各300円

取材した私たちも「カフェラ・ペ」でオーダーしてみました!
「全メニューくださ~~い!!」

Q.メニューはどのようにして決めましたか?
清水さん:甘いものと、しょっぱいもの両方にこたえられるものとして決めました。小腹を満たして、手軽に食べれるものは何だ?と意見を出しながらたこ焼き・・焼きそば等の意見がありました。最終的にホットドックに決まりました。嫌いな人はいないでしょうってことで!パンケーキは自分たちで手作りできる範囲で作れ、流行でもあることでした。例えば、女性向けに豆乳を混ぜたり、飾り付けを増やしたり等アレンジが利きやすいところが決定でしたね。

Q.一押しのメニューは??
清水さん:コーヒーです!!ご注文頂いてからドリップし、98℃前後で3分から3分半ドリップをすることを徹底してます。温度や時間がすごく味を左右してしまうので手順をマニュアル化し、みんなにはこれはちゃんと守ろうと気を付けてやっています。

Q.今後のカフェラ・ペについて目標があれば教えてください!
清水さん:目標としてはカフェラ・ペが学園祭などの延長にならないようにプロ意識をもってやっていくことです。
利益よりもお客様への接客重視を意識し、サービス提供していくことを考えてます。OPEN時から、1ヶ月に1度お客様の声アンケートをとり、改善しより良いもので提供していき、誰からも愛されるカフェを目指しています。
「カフェラ・ペ」の意味は平和、憩いの意味です。誰もが来やすく、楽しくなるカフェに創りあげていきたいです。
社会へ出るための勉強であり、プロ意識を持って日々過ごしていき、現在は学内中心の営業ですが、ゆくゆくは学外への出店も目指したいと考えてます。

Q.最後に、魅力たっぷりの釧路公立大学に進学を考えている方々に一言熱いメッセージをお願いします。
清水さん:いろいろな人との出会いと自然が魅力です。釧路公立大学は単科の学校でそれぞれの地域から集まり、面白いですよ!地域によって風習が違ったりとか。ただ、経営を目的としている仲間の集まりなので、刺激されることは多いですし、やりたいことを実現できる学校だと思います!あと、釧路湿原の魅力をもっと知ってもらいたい!ゆとりがある学生生活と将来を見つめる貴重な4年間になると思います。是非「カフェ ラ・ペ」のご利用とご興味があれば一緒に働きましょう。

取材を終えて・・・

2日間にわたり取材をし、まず正体を明かさずお客さんとして訪問したところ「いらっしゃいませ!!」と大きな声で出迎えてくれたことが印象てきでした。友人と思われる学生が何人かカウンターに座り、店員さんと談話を楽しみ、笑いが絶えないカフェでした。毎日来てコーヒーを注文する地域住民の方がいらっしゃると聞いてましたが、自然豊かな風景を見ながらゆったりと過ごす、時には学生のパワーをもらいに学生の輪に入るのも良いです!メニューはどれも絶品でこだわりのコーヒーとふわふわパンケーキがおススメです。

北海道釧路市へ足を運ばれる際は、是非、釧路公立大学「カフェ ラ・ペ」へお立寄りください!
レオパレス21は今後も応援していきます!!

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