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レオパレス21と学校の様々なコラボレーション企画!

【北海道教育大学函館校】
海外インターンシップ INミャンマー

2019/03/15

学び

北海道教育大学 函館校の学生様には、2017年からレオパレス21の海外支店にてインターンシップに参加いただいております。

今回は、海外支店のインターンシップに参加していただいた北海道教育大学函館校在籍の池田瑞穂さん、そして池田さんにインターンシップを紹介してくださった教授おふたりにお話を聞いてまいりました。

【学生プロフィール】
北海道教育大学函館校
教育学部地域協働専攻国際協働グループ3年生
池田 瑞穂さん

【行ったことがある海外】
ニューヨーク、ワシントン、ハワイ

【函館の良いところ】
函館山で見る景色や朝市でのイカ刺し
ロシア料理が食べれるところ

まずはじめに、大学について聞いていきましょう!

Q.北海道教育大学函館校へ入学した理由を教えてください!

A.異なる文化を持つ人々を理解したい、という思いがありました。そのため、言語を始めとし、海外の文化や社会を学ぶことができる函館校の国際協働グループを選びました。


Q.専攻でどんなことを学んでいますか?

A.国際協働グループでは、3年生からゼミが始まります。
アメリカ政治を専門とするゼミに所属し、アメリカの政治について勉強しています。
また、日本やアメリカに関係するニュースを話題に取り上げ、その出来事の背景には何があるのか、ゼミの仲間9名と話し合い、世界情勢への理解を深めています。

Q.海外で印象に残った経験を教えてください

A.授業の一環で生徒14名、先生2名でニューヨーク、ワシントンへ行きました。アメリカの歴史を象徴する建築物を実際に目にしたことや、国際機関や日系企業で働く日本人職員との座談会、現地学生との交流は、とても実りある経験となりました。

中でも、現地学生との交流において、彼らの学習意欲の高さや、日本語を流暢に話す姿には大変驚きました。日本の学生の在り方について、考えさせられる瞬間でした。 また、衝撃を受けたこととして、第二次世界大戦記念碑がとても美しかったということがあります。アメリカは戦勝国であり、その勝利は彼らにとって輝かしい功績です。

日本人である私は、改めて日本が敗戦国であることを認識させられました。これらの経験から、より日本とアメリカの関係性を勉強したいと思うことが出来たので、参加して良かったです。

Q.では次に、レオパレス21の海外インターンシップを知ったきっかけを教えてください

A.ゼミが終わったあと、教授から、海外インターンシップについて話があり、初めて知りました。もともと海外インターンシップには興味があり、説明会へ参加をしてみようと思いました。


Q.何故海外インターンシップへ参加しようと思いましたか?

A.前から海外で働くことに興味がありましたので、良い機会と思い参加しようと決めました。日本以外のアジアの国々へ、普通の旅行ではなく、仕事を経験できる形で行けることは、貴重な機会だと思いました。

Q.海外インターンシップで学んだことは何ですか?

A.オフィスより外出訪問が多かったです。
外出訪問の場合では、まず一軒家とサービスとアパートメントの物件紹介に同行いたしました。
ミャンマーは、雨がよく降り、停電が多い国です。内見している最中、物干しや発電機、浄水器があるのか?と、お客様は気になさっていました。
日本とミャンマーの物件を比べると、日本の物件は機能性が良いと感じました。ミャンマーでは、一軒家よりアパートのほうが人気ということがわりました。また、物件写真の撮りかたも学ぶことが出来ました。

次は、社員の方と一緒に企業訪問をして参りました。先方は日本人の方がいらっしゃり、早い段階から、日本の外国人労働者の拡大を予測し、ミャンマーで、日本語や技術を取得させてから、日本に送り出すシステムを整えていたという話を伺い、感銘を受けました。

オフィスでは基本日本語でしたので、意志疎通で苦労した場面はほとんどありませんでした。
帰社してからの仕事内容は、物件紹介用紙やヒアリング調査などを、エクセルでまとめる作業を行いました。

一歩オフィスから足を踏み出せば、そこは外国。 日本とは異なる生活の仕方や社会のルールに合わせて生きることは、もしかしたら仕事をすることよりも、大変なことなのかもしれないと思いつつ、そこでしか得られない体験があることも事実であり、海外で働くには気力・体力も必要であると肌で感じた海外インターンシップでした。

Q.ミャンマーはどのような国でしたか?

A.自分のことよりも、人を優先する方が多い、という印象を持ちました。仏教を信じている人がほとんどで、温厚な人が多いことも特徴として挙げられます。 実際に、困ったそぶりを少しでもみせたら、空港、博物館、職場、飲食店であれ、ミャンマー語が使えなくても、手を差し伸べてくれる人がいました。

国の発展に関しては、まだまだ伸びしろがあると思います。
海外企業の進出が活発化していることが大きな要因になっているのか、ミャンマーの人々は、海外に目を向ける意識が高いことが分かりました。
ミャンマー独自の文化を尊重しつつ、日本もミャンマーといい関係性を保ちながら、発展の手助けをして頂ければ良いなと感じました。

Q.休日はどんなことをしていましたか?

A.最初は、インターンシップ先でウェルカムパーティーをしてくれました。
そこのお店は、ステーキが食べれるお店だったのですが、ミャンマーの人にとって牛は、人の生活を支えてくれる働き者であり、距離が近い動物であるため、食べたくないという人が多く、ほとんどの人が豚肉や鶏肉を食べているのが印象的でした。

色々な人とコミュニケーションがとれて、とても良かったです。

他には、ロイヤルホワイトエレファントガーデンやヤンゴン動物園に行ったり、川遊びや、マーケットで買い物をしました。
ミャンマーは8割強が仏教徒の国ですが、それを肌で感じた場所がありました。
それは、ミャンマー仏教の総本山である「シュエダゴン・パゴダ」です。毎日来る人、誕生日などの特別な日に訪れる人など、様々ですが、人々の心の拠り所となっています。

また、ミャンマーでのお参りの仕方は日本とは異なります。ミャンマーでは、1週間が8曜日に分かれており、曜日は、月、火、水曜日の午前、水曜日の午後、木、金、土、日です。生まれた曜日により、守護動物が存在します。パゴダには、その曜日ごとの動物の像があるので、自分の動物の所に行き、水をかけてお参りをしています。

Q.海外インターンシップで参加してよかった点を教えてください!

日本という国を、客観的に捉えられたことで、改めて自分が日本人であるという自覚が高まりした。
また職場のスタッフが大変親切であり、働くことについてはもちろん、ミャンマーについてもたくさんのことを教えて頂きました。

単身で現地に行くよりも、交流が多かったため、その分、豊かな学びを得ることが出来たと感じます。
一緒にインターンシップへ参加した学生との交流も大変貴重なものとなりました。タイの空港で初めて出会って、そこから2週間程、ほとんどの行動を共にし、帰りはミャンマーのホテルでお別れをしました。このインターンシップでは、人と交流する日々がとても刺激的でした。最後に店舗の皆様からプレゼントを頂きとても嬉しかったです。

Q.参加したことによって自分の力になったことを教えてください!

A.言われたことをまずこなし、次に自分自身で何か出来るのかを考える。
この事の大切さを学びました。
あとは、色々な意味で計画性が付き、ひとりで海外に行って帰ってこれたことで自分に自信がつきました。
また、海外や外国人と関わる仕事には興味があったため、よい経験になりましたし、ミャンマーの良さを知ることができ、参加して本当に良かったです。

海外インターンシップへ行こうと考えている学生へ一言お願いします!

現地に行かなくても、日本で十分じゃないか、という意見もあるかと思いますが、自分がインターンシップに何を求めるか、を明確にし、その求めるものが海外にあるのであれば、海外インターンシップを積極的に考えてよいと思います。
もし、迷っている学生様がいたら、絶対に参加することをおすすめします。

北海道教育大学函館校へ受験を考えている学生さんへ一言お願いします!

北海道教育大学函館校は、学部が教育学部しかありませんが、専攻グループによって学ぶことがまったく異なります。
国際協働グループでも、教員免許は取得できますが、どちらかというと海外に興味・関心がある人が多く、グローバルな人材を育成するための教育がなされています。
北海道で国際関係について学びたいのであれば、是非選択のひとつとして考えてみてください。

最後に、北海道教育大学函館校の飯山教授今井教授にお話を伺いました!

Q.何故、海外インターンシップを御紹介頂けたのですか?

A.3年前からキャリア実習が始まり、海外インターンシップへ参加した場合、単位日程が取れる仕組みにしました。
海外インターンシップを実施している企業が少ないことが課題であったが、レオパレス21の話をきき、お願いしました。

Q.池田さんから海外インターンシップの内容を聞いたと思います。聞いてみてどう感じましたか?

A.刺激的な体験が出来ており、しっかり仕事をしてきたんだと思いました。池田さんの成長にも繋がったと感じ、貴重な体験だと思いました。経験してきて良かったと思います。

Q.今後留学を身近にするには、どのようにしたらよろしいでしょうか?

A.語学力の大切さや資金の面で、大変、危険というイメージを持っている学生が多いと思います。ですが、日本の企業のビジネスは行き詰まりのところもあるため、海外のビジネスに少しでも目を向けてもらい興味をもってほしい。

Q.最後に北海道教育大学函館校へ受験を考えている学生へ一言お願いします!

北海道教育大学函館校は5年前に国際地域学科が出来ました。教育大学ですが、函館校は民間企業や公務員で活躍出来る人材を育てています。

国際地域学科のため、海外への体験も充実していますので、
興味のある学生は是非、受けてみてください!

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