学パレス

レオパレス21と学校の様々なコラボレーション企画!

学校法人電子開発学園北海道情報専門学校「クリエイターサークル」
最強のITプロを目指す「クリエイターサークル」に密着!

2016/04/22

学び

今回は、北海道札幌市にある北海道情報専門学校へ行ってまいりました!

北海道情報専門学校「クリエイターサークル」では、積極的にコンテストへ参加し、人前に出て伝える力、受賞することの難しさ、チャレンジし続けることの大切さを持ち続けているサークルです。
そこには学生の日々の努力、先生の熱意がありました。今回はコンテスト参加から受賞までの道のりを取材しました。

昨年11月に行われた「International Students Creative Award 2015」では、国内51校152作品、海外から36ヵ国318作品の応募の中から6作品(国内携帯アプリ部門)選定されました。

専門学校で唯一ノミネートされた「クリエイターサークル」と、代表4年田中 涼介さんへお話を伺いました。

Q.「クリエイターサークル」ではどのような活動をしていますか?
田中さん≫チーム編成になっていて、自分の取り組みたいと思う分野で活動しています。サークルメンバーは約50人いて、その中でも「デザイン部門」と「ゲーム・アプリ部門」に分かれています。更にゲーム・アプリ部門では5つのチームがあり、僕たちはAndroidアプリを開発するチームに所属しています。他にも、Unityでゲームを開発するチームや、HTMLでWebサイトを作るチームなど、部門の中でもそれぞれ取り組みたいものが違ってくるので、興味のあるテーマのところに所属し、それぞれ週に2回ほど集まって活動しています。

Q.「クリエイターサークル」へ入ったきっかけを教えてください!
田中さん≫入学して何かしたいと漠然と思い、友人から「面白いサークルあるよ!田中の好きなゲームやアプリが作れるところ」なんて声を掛けてもらったのがきっかけです。

Q.入って何変わりましたか?
サークルに入って友達が本当に増え、また、たくさんの社会人の方とも会う機会が増えました。

Q.具体的には?
僕がサークルへ入ったとき北海道の観光客向けに先輩方が作るアプリ制作に携わりました。そのアプリがコンテストで受賞しNPO法人や大手企業の目に留まり、現在そのアプリの商品化に向けて、年内中にストアでダウンロードできるように開発を進めているところです。

Q.今回4人で作り全国大会でノミネートされた「ケイドロ」アプリを考えたのは?
まず、4人でジャンルを絞って意見を出し合います。「便利」、「遊び」、「SNS」、「ゲーム」等、毎日夜中の2時、3時まで話し合いました。コンテストがインターナショナルアワードなのでクリエイティブなアプリを作った方が良いのでは、との意見から、ただ面白いゲームを作るだけでなく、社会と関わるものが良い。そこから、近年、外で遊ばなくなる傾向に注目し、自分たちが昔遊んでいた記憶から「ケイドロ」を形にしました。スマホはGPS機能があり、位置データも確認できる。あとは子供から大人まで楽しめるアプリじゃないと面白くない。と、方向性が決まってからあとは、アプリの配色やデザインといった細かいことを決めて作品にしました。

Q.「ケイドロ」アプリの内容を教えてください!
ただ逃げる、追いかけるだけでは面白くないので広範囲で遊べ、イベントを組み込んで、捕まえた泥棒を一定の時間になったら開放するとか、捕まえた泥棒が警察になるとか、普通の「ケイドロ」ではありえない様なイベントが発生します。ただ、警察が強いという従来ならではの「ケイドロ」を変えました。アプリが出来上がって実際に自分たちで「大通公園」で(札幌市中心街に位置する公園で78.901㎡ )「ケイドロ」を試しました。
試作品ではトラブルがおきたのですが、その場で修正したり、それも含めて楽しかったです。

Q.その「ケイドロ」アプリがコンテストでノミネートされ、唯一専門学校では一校とお聞きしましたが改めて感想お聞かせください!
実は、昨年別のアプリコンテストで最優秀賞を受賞したものの、それは先輩たちの努力の結果であり、自分はあまり活躍できなかったなと少し落ち込んでいました。でも、今回のコンテストの話を元木先生からもらって、開発スキルを学びたい!と強い気持ちになり、取り組んだアプリだったので、470作品からノミネートされたときは本当嬉しい!良かった!!と素直に思いました。ただ、反面嘘なんじゃないか・・・って疑ってしまいましたが、実際にメールが届きじわじわと実感しました。

【公開最終審査】
2015年11月27日(金)「International Students Creative Award 2015」ナレッジシアター(大阪)にて公開最終審査が行われました。

Q.全国大会での結果から教えてください!!
今回は「佳作」を受賞しました。正直、悔しい気持ちで最優勝がほしかったのが本音です。
ただ、これで終わりではなく、次に繋げるステップアップになったと思ってます。目標があればモチベーションもあがりますので、
また、みんなで次の作品について話し合っています!

Q.大会での受賞品は?
「トーフィー」といって「豆腐」をモチーフとしたトロフィーでした。
意味は、「柔軟性」「角」「一丁前になること」の意味が込められているみたいです。僕たちにピッタリですね!

最後に、「クリエイターサークル」の指導にあたっている
北海道情報専門学校 元木先生へお話を伺いました。

Q.取材中、楽しそうに取り組んでいる様子が印象的でしたが、先生はどのようなコミュニケーションをとられていますか?
取り組むにあたり、モチベーションを上げてほしいということは常に伝えています。そして、「自分の技術で、稼ぐ」ことを学生に理解してもらう努力をしています。作品を作ってリリースし、評価される。こんな名誉で嬉しいことはないのではないかと伝えています。 学生たちには日頃活動する中で、何か見つけてほしい。その為に小さな大会でもいいので、出場して自信をつけてほしいと願っています。

Q.外国人観光客向けのアプリでも先生はアドバイスされたとお聞きしましたが・・・
アイディア出しは学生が行いましたが、ビジネスへ繋げるアプリ開発がいいのではないかとは言いました。後は学生たちのアイディアソン(時間を決めてアイディアを出し合う)です。北海道では様々な課題があり、僕たちのいる札幌市でも除雪問題、人口減少、観光地等様々な問題点があり、これからの札幌市がどうなるのかと。そこで北海道のマニフェストを読み、観光業に目を付け、商品化する為に制作し、出来上がった作品が「what’s your taboo food」という海外からの観光客へ向けたアプリでした。宗教の問題や、アレルギーで外食が不安だという問題があると知り、制作したものです。田中くんも言ってましたが、年内中にアプリをリリース予定です。

Q.ありがとうございます。最後に高校生へ向けて一言お願いします!
何かにチャレンジしてください。僕は学生に「 Play(遊ぶ楽しさ)  Dive(新しいことへ飛び込む)  Pa form(表現すること) 」を伝えてます。
今好きなことを続ける、深める。無いなら探す。ITならワールドワイドに繋がれますからね!

取材を終えて・・・

それぞれが個性を大事にし、意見を取り入れ合う息ピッタリの4人でした。取材当初は少し緊張気味でしたがパソコンを前にすると、とても楽しそうに話す姿が印象的でした。クリエイティブで楽しい学生生活が送れると感じました!次の作品楽しみにしてます!!

レオパレス21はこれからも応援してます!

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