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リケジョ初の快挙!
TIG溶接技術検定最上級「ステンレス製パイプ溶接検定」合格!

2016/07/15

学び

今回は、福岡県久留米市にある久留米工業大学に行ってきました!

機械システム工学科、交通機械工学科、建設・設備工学科、情報ネットワーク工学科、教育創造工学科の5学科、工学系学科があり、より実践的なカリキュラムで就職に強い学校です。

卒業生の方に有名な庭師がいらっしゃるとのことで、校門すぐのところには綺麗な庭園が作られていました!

そんな久留米工業大学に、なんと!
現役女子学生としては初となる、ステンレス製パイプの溶接検定(最上位溶接資格)に合格された方がいるとのことで、早速取材を依頼!

「普通科の高校を卒業しても理系工学女子として活躍できることをアピールしたい!」との意気込みで取材に応じていただけました!!

久留米工業大学
機械工学部機械システム科 3年
阿部 奈月さん

・溶接関係の資格を5つ所持。
・休日はマウンテンバイクでカフェめぐり。
 ⇒オススメは「Kona's Coffee」
・お花が好き。一番はガーベラ。

溶接との出会い

-阿部さんは電気を使った溶接方法の1つ「TIG溶接技術検定」の中でも最上級とされる「ステンレス製パイプの溶接検定」に合格された、唯一の現役女子学生! そんな阿部さんの溶接との出会いをお伺いしました!

Q.溶接を始めたきっかけは?
 溶接を知ったのはサークルの先輩が教えてくださったのがきっかけです。その時はあまり興味がなかったのですが、その後に機械科の非常勤講師のフチガミ先生という方から「インターンシップでうち(自分の会社)に来てみないか」というお誘いをいただいて、いざインターンシップ先に行ったら、その先生がバリバリに溶接をなさっていて、その姿に惚れ惚れしてしまいました(笑)
職人さんの姿に惹かれ、私も溶接工になりたいと思い溶接を始めました。


Q.資格合格おめでとうございます!資格取得までに大変だったことはありますか?
 「溶接」という単語すらわからない状況からはじめたので、本当にゼロからのスタートで手探りでした。 溶接の授業も多少はあったのですが、TIG溶接に関してはサークル内で学んだだけでした。
 一番大変だったのは、ようやく慣れてあと少しというときにスランプに陥ったことですね。どんなことにもスランプってあるんですね。本当に、資格を取るまでは大変なことが多かったです。


Q.一番好きな溶接は何ですか?
 少し前からアルミニウムの溶接に挑戦しているんです!
アルミニウムは他の金属と違って欠陥が出やすい金属です。しっかり付いているように見えて案外付いていなかったとか。
 そういう難しいものだからこそ、やりがいとか手応えがあるので、アルミニウムの溶接が大好きです!

Q.普通科の高校を卒業されたと言うことでしたが、久留米工業大学で学ぶ楽しさというのはどのようなところですか?
 先生方が生徒ひとりひとりをすごく大切にしてくださって、家族のように暖かく見守ってくれる環境があるところですかね。
自分が練習したいと思ったら大学側がバックアップしてくれて、好きなことが好きなだけできるというところは本当にありがたくて、楽しいです!

本気でやるから面白い!阿部さんの今後の目標は?

-こちらまでつられて笑顔になるくらい明るい阿部さん!
 ちなみに溶接以外の趣味は「食べること!」「飲むこと!」だそうです(笑)
それでは取材を続けましょう♪


Q.工学部では、どんなことに取り組んでいますか?
 ちなみに溶接以外の趣味は「食べること!」「飲むこと!」だそうです(笑)
それでは取材を続けましょう♪


Q.将来の夢を教えてください!
将来の夢は機械設計に纏わるエンジニアです!
一番憧れたのが、アルバイトとしてフチガミ溶接でブリヂストンの工場に入っていた時、そこの“BPE“というブリヂストン・プラント・エンジニアリングという部署の仕事がすごくかっこよくて、そういうお仕事に就けたらなと思いました。
レオパレス社員≫どんなところがかっこよかったですか?
阿部さん≫何かしら故障があったときに、図面を作成して下請け業者に依頼するのですが、依頼する前に自分たちで直せるものはその場で直してしまうんです!その作業風景がイケメンで(笑)
レオパレス社員≫その中には女性の方もいらっしゃるんですか?
阿部さん≫事務の方しかいらっしゃらなかったですね。
レオパレス社員≫その中に女性として入っていくというのは、やはりそういったところは関係なく「この仕事がしたいから」というのがあるのですか?
阿部さん≫そうですね。元々、男性ばかりとかそういう事は気にしないタイプというのもありますが…闘争心が強い男性の方々の中で、自分も日々向上していける職場が一番自分に向いていると思います!


Q.久留米工業大学の自慢ポイントは?
 他の大学よりも少人数なので、先生と生徒との距離が近いということがまず第一ですね。授業以外の場面でも先生方が声を掛けてくださいます。20歳を過ぎてからは、何か大きなことを成し遂げたときに先生方がご飯に連れて行ってくれたりもありました。
 あとは、資格支援の制度がすごく整っているところも久留米工業大学の大きな強みなのではないかと思います。

Q.これから大学に進学する高校三年生に一言お願いします!
 実際に入学して感じたのは、高校時代に描いていた「工学部」のイメージより、はるかに世界が広くて奥が深いということです!
 「自分は工学に向いていない」と不安になる方も多いかと思いますが、実際は自然と意欲が高められる環境なので、少しでも興味があったら突き進んでみてほしいです!

まとめ

 明るく笑顔の素敵な阿部さん。「お花が好き」「カフェめぐりをしている」など、女性が少ない環境にもかかわらず かなりの女子力!その反面、ステンレス製パイプの資格を取得したり、そこでとどまらず苦手な座学で次なる資格取得を目指すなど、何事にも積極的な面が本当に魅力的でした!
 これからも、更なるリケジョ拡大と、阿部さんの今後の活躍を期待しています!ご協力ありがとうございました!

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