学パレス

レオパレス21と学校の様々なコラボレーション企画!

宇都宮大学 フリーペーパー【うーたす!】編集者 松山大介さん・岩田奈緒子さんってどんな人?

2015/09/29

学び

左・宇都宮大学 工学部 3年 松山 大介さん
右・宇都宮大学 教育学部  2年   岩田 奈緒子さん
※宇都宮大学オリジナルキャラクター【宇~太】と一緒に UUプラザで撮影

今回は、宇都宮大学の松山大介さん、岩田奈緒子さんにインタビューを行いました。お二人は 宇都宮大学のフリーペーパー【うーたす!】を企画・編集しています。仕事としてもデザイン関係で活躍している松山さんと、そのノウハウを引き継ぐ岩田さん。そんなお二人とメンバーで作るフリーペーパー【うーたす!】について、熱く語って頂きました!

【うーたす!】とは??
宇都宮大学企画広報課学生スタッフ UU-PRASのメンバーが学生の力だけで作るフリーペーパー。ユニークな活動をしている宇都宮大学生のインタビューや大学周辺のお店の情報、大学生活Q&Aなど、学生目線の情報が満載です!
【うーたす!】はこちらからダウンロードできます。
http://www.utsunomiya-u.ac.jp/outline/kouhou.php

Q. 【うーたす!】立ち上げメンバーの松山さん。【うーたす!】はどのように誕生したのですか?
松山さん> UU-PRASというのは「宇都宮大学企画広報課学生スタッフ」という単語を英語にし、略語にまとめたものです。その名の通り大学と協力して宇都宮大学の魅力を地域や高校生に伝えたり、宇都宮大学を志望する受験生に向けて密着型の情報を発信したりすることが目的です。団体は以前から存在していましたが、メンバー内の新年度のミーティングでもっと大学生のリアルなキャンパスライフを大学の外の人にも知ってほしい!という声から有志のメンバーで「うーたす!プロジェクト」としてスタートしました。

Q. 【うーたす!】立ち上げ時の苦労はありましたか?
松山さん>プロジェクトをスタートしたときはすべてが「初めて」で大変でした。印刷にかかる費用はどうするのか?どうしたらフリーペーパーとして差別化が出来るか?など一つ一つ壁をクリアしていきました。もちろん専用のソフトで編集するのもみんな初めてだったので経験者である僕がレクチャーしてみんなで一丸となって創刊までこぎつけました。
ここまでして「うーたす!」を通して僕が大切にしているのは企画から取材・編集まで全て大学生の手で作り上げるという点です。取材だけ学生が行い、デザインを業者に依頼することもできますが、それでは他のフリーペーパーと同じでなかなかみなさんに手にしてもらえません。どんなに大変でも一貫して大学生が作り上げるからこそ伝わるキャンパスライフの空気感が「うーたす!」最大の特徴だと思っています。メンバーはみんな普通の大学生ですが各自それぞれの思いを時にはライター、時にはデザイナーとして全力で紙面に表現しています。ぜひみなさんにも写真や記事からそれを感じてほしいですね。

Q. 現在【うーたす!】編集の中心となって活躍する岩田さん。【うーたす!】作成メンバーになったきっかけは何ですか?
岩田さん> 私は『将来、フリーペーパーや雑誌の編集がやりたい!』と考えていて、大学では将来に活かせるような活動をしたいと思っていたんです。入学当時は、なかなか希望にあうところを見つけられずにいたんですが、1年生の10月頃にこの【うーたす!】のことを先輩から聞いて、自分がやりたいこととあっていると思い、入ってみようと思いました。

Q. 【うーたす!】ではどんな担当をされていますか?
岩田さん> 私も含め、基本的に全員が企画から取材、編集を全てやっています。私はそのとりまとめとして、他のメンバーが担当している部分のデザインの手直しなど、デザインを整える役目もしています。最新号では裏面の編集すべてを担当させていただきました!今回は初めてA3という大きな紙面の担当でした。そのため、全体のレイアウトや一つ一つのデザインを決定していくことは苦労の連続でした。これまで【うーたす!】で学んできたことを思い出しながら何度もデザインを練り直し、仕上げた1ページとなっています。
でも実際のところ、大学からデザインに関わる勉強をやり始めたので、知識はまだ乏しくて…。そういう中で自分の勘や少し積み重ねた知識で編集していくんですが、なかなかうまくできず苦戦しています。デザインを決めるのに一番時間がかかってます。自分が納得いかないと発行できないので、色の組み合わせから写真の明るさ、配置、大きさ、文字フォント…様々なことに配慮しながらデザインの最終決定を行っています!
それでも自分一人の力では難しいので、松山さんに教えてもらいながらなんとか頑張っています。

Q. 松山さんは後輩の指導もされているようですが、どのようにデザインを学んだのですか?
松山さん> 僕は図書館などの施設を利用して独学で学びました。もともと出身が青森のはずれのほうで何をするにしても不便な地域でした。でも地域の文化など本当はすごい魅力的な要素がたくさんあり、どうやったら県外の人たちに伝えられるんだろうという葛藤を当時高校生の自分の中にもっていました。そこで「伝える媒体」としての広告やデザインに興味を持ったのがきっかけですね。卒業後は首都圏で建築関連の仕事に就きたいと思っていますが、いずれは地元に戻り、デザインの知識や大学で学んだことを生かし地元を盛り上げていきたいと考えています。

Q. 今までの企画で印象深いのはどんな企画ですか?
松山さん> 毎回発行まですごくタイトなスケジュールなので大変ですが、それをみんなで乗り越えるのが楽しいです。たとえば2014年秋号(Vol.02)は締め切り前日までに2大特集のうち一つのファッションスナップのコーナーは完成していましたが、あともう一つが白紙状態で本当にピンチでした。あの時は前日の夜みんなでグラタンの材料を急いで買いに行き、3時間かけて調理・撮影を行い、クッキングコーナーとして一晩で記事にしました。その後はこの反省からもっと事前準備を大切にするようになりましたが、今となってはいい思い出ですね(笑)

UU-PRASに入って、岩田さん自身何か変化はありましたか?
岩田さん> 私は美術を学びたい!といって大学に入ったものの、授業の課題をこなすばかりで、それ以外に自分で何をやっていいかもわからず、結局何もできていなかったんです。でもUU-PRASに入って作業する時間がかなり増えたことで、同時に本を読むなどデザインを勉強する時間も増えました。そうするうちに、自分からこれをやってみたい!と思うことが増えて、今やっていることが将来に繋がっていることも実感できるので、今は『1日1日が濃い』ですね。大学は、高校までとは違い、自分が主体になることで様々なことが発展していく場だと思います。私にとっては、UU-PRASに入ったことが大学生活を充実させるきっかけになったので、入って本当に良かったなって思います。

【うーたす!】色々な場面で大好評です!!

(企画広報課担当)渡邉さん> 【うーたす!】はオープンキャンパスの際などに高校生にも配布しているのですが、高校の先生方にも学生目線の情報が多数掲載されていて素晴らしいと好評です。我々としても嬉しいことですし、UU-PRASの活動は高く評価しています。
岩田さん> 先日、大学の広報誌【UUnow】にUU-PRASを取り上げてもらったんです。それが母校にも届いたみたいで、入試のときにお世話になった先生から『見たよー!』と連絡がきたんです。
レオパレス社員> 母校からの反響があると嬉しいですよね。それにしても、大学の広報誌に載るとは、学校としてもUU-PRASを押しているんですね。
渡邉さん> 推しています。イチオシです!
レオパレス社員> すごいですね。 【UUnow】の表紙には学長も映ってるんですね。学長と学生が対面で会う機会があるのは珍しくないですか?
松山さん> そんなこともないですね。定期的に学生さんを集めて「学長ティータイム」というイベントを開催していますよ。この間は我々UU-PRASのメンバーも呼んでいただきました。
渡邉さん> 宇都宮大学は学生と先生方の距離が近く、それぞれの顔が見える距離感で接することができるのが特徴です。そんな雰囲気の中で学長も学生たちと直接積極的にコミュニケーションをとっていますね。

Q. 大学内での【うーたす!】の評判はいかがですか?
岩田さん> 設置場所も少しずつ増えていて、周りの友達にも見たよと声をかけてもらえることも多くなってきました。まだ知らない人にもいつでも宣伝できるように、いつも全号持ち歩いています(笑)メンバーの中には、私との日常会話の中でUU-PRASの活動について知り、興味を持ってくれたことがきっかけで入ってくれた子もいます!とはいえ、メンバーはまだ10人程なので、まだまだ足りない状況です。企画~編集それぞれ担当分けできるぐらいの人数を目指しています。【うーたす!】を読んで少しでも興味を持って頂ければ、ぜひメンバーとして来て頂けると嬉しいです!

Q. 最後に、これから大学へ進学する高校生のみなさんへ一言お願いします。
松山さん> 高校生の時には大学選びには自分の知っている名前で志望校を選びがちだと思います。僕自身もそうでした。でも実際入学してみるとそうじゃないんですよね。大学は自分に基礎的な知識や教養しかあなたの武器・道具として与えてくれません。そうなるとその道具を生かすフィールドってとても大事なんです。それはみなさんが描く将来の夢でそれぞれ海外・国内だったり都会・地方だったり違います。宇都宮大学はその点において非常にポテンシャルの高い大学です。程よく都会で資源も豊富だけど地域のコミュニティの近さもちょうどいいくらい、そんな宇都宮という土地が僕も大好きです。もしみなさんの活躍したいフィールドと宇都宮大学が少しでもマッチングしていそうかなと感じたら、調べて興味を持ってもらえればいいなと思います。

松山さんの人生のビジョンやそこに向けた努力、岩田さんの【うーたす!】作成にかける熱量には、非常に感心しました。彼らの声が一人でも多くの方に届き、何かしらの影響を与えられたら嬉しいです。今後のお二人のご活躍をレオパレス21は祈っています!ご協力、ありがとうございました。

エリア

カテゴリー

その他の記事