世界に羽ばたくトップアスリートを育成
東京女子体育大学 ソフトボール部
ソフトボールに恋する未来のアスリートに密着取材!
2018/4/13
部活・サークル
東京女子体育大学では、体育大学ならではの充実した体育施設や、創立者の建学の精神を基柢に据えて、新たな「知」の創造と活用を通じて社会や人類の発展に貢献する人材を育成する大学を目指している。特に、オリンピックへ数多くの日本代表選手を送り出してきており、トップアスリートを育成する競合校として有名です。
オリンピックとの関わりは、昭和31年に開催されたメルボルン大会から好成績を残しており、
2020年に開催される東京オリンピックでは、ここから名を残す選手が現れると期待されております。
今回は、ソフトボールに恋する選手たちを独占取材させていただくこととなりました。

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『 ソフトボールに恋する選手たち 』 東京女子体育大学

東京女子体育大学 ソフトボール部の主力選手へ取材をさせていただきました。
総勢約70名の選手をひとつにまとめ上げるキャプテン上島

■上島 紗羽さん (うえしま さわ)
守備:ファースト
■選手データ
・キャプテン
・4番を努める長打力
・人一倍大きな声でソフト部をまとめ上げる

遠くのグランドからは、一際大きな声を出し部員を取り纏めるこのパワフルな選手こそ、キャプテンの上島さんです。
東京女子体育大学ソフトボール部のキャプテンを務め上げ、
4番ファーストを守る。
監督からの信頼が厚い理由がすぐに伝わってきた。
選手の中でも一番パワーとオーラを持っています。
投手陣を巧みにリードする頭脳と強肩を持つ司令塔!

■比護 奈保子さん (ひご なおこ)
守備:キャッチャー
■選手データ
・ソフト部のビジュアル担当
・マスクを被ると本領発揮
・ピッチャーをサポートする包容力
剛速球の秘密はこの笑顔が原動力!ピッチャー今西

■今西 美穂さん (いまにし みほ)
守備:ピッチャー サウスポー
■選手データ
・ソフト部のお笑い担当
・この笑顔を原動力に剛速球を放つ
・ボールを握ると本気モードの迫力を秘める
練習前はブラジル体操を取り入れた入念なストレッチを行う


Q.なぜブラジル体操を取り入れているんですか?
日々の練習前のストレッチは入念に行います。
筋肉、関節、ボディバランスなど、その日の体の状態をゆっくりと動かしながら確認することで、ケガの防止につなげ、良いコンディションを保つ練習を行います。
監督の指導方法で、身体の使い方を覚えることで試合中のあらゆる場面で瞬時に対応するために必要なウォーミングアップなんです。

Q.練習前からハードなトレーニングなんですね?
主にサッカーのウォーミングアップ体操として有名な体操で、筋力や柔軟性をアップさせるトレーニングとして取り入れております。
毎日やっているストレッチなので、あまりハードに感じたことはありません。
筋肉の協調性や、関節の可動域を広げるため最高のパフォーマンスを発揮するための運動です。

Q.練習中も常に声を掛け合ってるんですね?
ソフトボールは、チームプレーが重要なんです。
特にコミュニケーションを取り合うことで、チーム力を高めて試合に臨みます。
全員が、常に声を出し合っている印象を受けました。
先輩後輩も関係なくコミュニケーションを取る姿からこのチームの強さの秘密が伝わってきます。

Q.ソフトボールを始めた切っ掛けは?
ピッチャー今西さん
家族がとても野球が好きなんです。小さいころは入りたくて
入った訳ではなかったんですがいつの間にか気付くと、楽しくて続けていました。
高校の時は県では強い方ではあったんですが、全国には、まだまだ強いチームがたくさんあって大学では、本格的にソフトボールに打ち込みたいと思って東京女子体育大学に進学しました。

キャッチャー比護さん
お姉さんがソフトボールをしていた事が切っ掛けで私もソフトボールを始めました。
現在では姉は実業団でソフトボール選手となっており将来は
私も実業団で活躍できる選手になりたいです。
お姉さんのこと尊敬しているですね!
すでに将来を見据えたビジョンが見えているなんてとても尊敬してしまいます。

キャプテン上島さん
始めは家族の勧めで小学校の野球チームに入部しました。
お兄さんが野球をやっていたことが切っ掛けで野球を始め、
中学校から本格的にソフトボールをやっています。
みなさん、家族の影響が大きいんですね。野球やソフトボールが好きな家族の影響でいつの間にか楽しくて続けている事が多い様です。
東京女子体育大学の魅力に迫る!


Q.東京女子体育大学を選んだ理由は?
進学してもソフトボールをやり続けたいと考えていて高校の体育の先生に相談し、この東女体※への進学を決意しました。
※東京女子体育大学の通称
先生も、実はこちらの大学の出身だったこともあり東女体の魅力について聞いていくと、強いチームに入部して活躍することも、将来設計の近道につながると教えられました。
レベルの高い指導を受けることで自分のものにできると感じ充実しています。

Q.練習について辛いことはありますか?
体力的には辛いと感じたことはありません。
練習内容は、念密に計画していただいていて日々、自分自身を磨き練習に励んでおります。
Q.海外遠征もあるようですが?
はい、毎年あります。
台湾で遠征試合を行い試合などで交流を深めます。世界的なレベルに触れ合う機会もあるため、自分達のソフトボールに対する考え方や、練習方法なども学ぶことができるため刺激的です。

Q.台湾遠征試合では優勝されたそうですね?
新チームとなって、初めての遠征試合が2月に開催された台湾での海外遠征試合でした。
一人ひとりが、自分達の役割を理解して試合に望むことができ、見事優勝することが出来ました。
Q.今の目標は?
インカレ※に優勝することです!※全日本大学女子選手権大会
インカレは今年で53回を誇り歴史的な大会です。
東京女子体育大学は優勝回数15回を数えてますが日本体育大学の18回に迫る勢いとなっています。

Q.歴史的な大会なんですね?
インカレは半世紀を越えている歴史的な大会です。
私たちは、この大会で優勝を目指して練習しています。
過去には、東京女子体育大学の佐藤監督も東女体の在学中にも参加された大会です。
Q.佐藤監督も東女体の卒業生なんですか?
はい、佐藤監督も東京女子体育大学の出身です。
メンバー全員、佐藤監督に直接指導していただくくことで指導者としての監督にも、憧れています。
実は、東女体の監督は物凄い方なので紹介します。

【監督紹介】
東京女子体育大学 ソフトボール部
佐藤 理恵 監督
【略歴】
東京女子体育大学 卒業
実業団野球で主将を務め、走攻守三拍子そろった選手として活躍。
2004年には、日本リーグで打点王、06、07年には2シーズン連続でベストナインに輝く。
2008年、日本代表メンバーに選出された北京オリンピックでは、一塁手として活躍する。
2004年 アテネオリンピック 銅メダリスト
2008年 北京オリンピック 金メダリスト
現在は、母校の東京女子体育大学で講師を務める。
東女体ではレジェンドからの直接指導が受けられる

本格的にソフトボールを学びたいと思い東女体へ進学することを希望しました。
東京女子体育大学では、本格的な指導者からの練習を受けることができます。
高レベルの練習を行うことで、自分達の成長を感じ佐藤監督はソフトボール選手として尊敬しています。
的確な指導を受けることができるのも、東京女子体育大学の魅力のひとつだと感じます。


Q.学校生活については充実していますか?
スポーツを行う体育系の大学ですので、上下関係が厳しそうだと想像していたんですが、全くそんな事はなく普段は先輩後輩も関係なしに、ショッピングしたり遊んだりもしています。
寮生活が2年間で退寮する為、3年生からは念願の一人暮らしをするメンバーもいます。
私は実家から通っているので一人暮らしに憧れます。
はじめての一人暮らしでは、家具・家電付きのお部屋を用意したレオパレス21も宜しく願いします!笑
東京女子体育大学 『人気の秘密』

東京女子体育大学への取材を通して、選手たちのスポーツに対する姿勢に、この大学が強豪校と言われ続ける秘密が隠されていた。生まれ持った才能だけではなく、日々の練習量や努力、充実した大学の設備や、練習環境が整っているのも、この大学を選択する魅力のひとつではないだろうか。
部員が70名を超えているが、それだけ可能性を秘めた選手がいるため、佐藤監督は1・2年生にもレギュラーを狙えるチャンスが与えられている。より本格的に、ソフトボールに取り組みたいのであれば、この大学へ進学し、的確な指導を受けられる環境へ飛び込んでみるのも良いと思います。
また、東女体の選手たちはソフトボールに対して真っ直ぐな気持ちで、練習に励んでおり、本当にソフトボールが好きなアスリートが集まっている印象を感じた。
2020年には、東京オリンピックが再び開催されます。ここから世界で輝く未来のトップアスリートが選出される日もきっと遠くはないだろう。
レオパレス21では、これからも夢中に夢を追いかける学生を応援して参ります。
