首都大学東京とコラボしたショーウィンドーディスプレイが新宿店2階に完成
2015/12/11
イベント

2015/12/11(金)に首都大学東京の学生による新宿店2階のショーウィンドーディスプレイが完成しました。レオパレスの店舗がある8か国の8言語(英語を入れて9言語)で「こんにちは」や「お元気ですか」「初めまして」などの言葉を吹き出しで表現し青梅街道を行き交う人や車に向けてPRしています。
2015/10/23の弟1回プレゼンテーションから何度も試行錯誤し、約3ヶ月かけて完成しました。
*プレゼンテーションの様子*


*制作の様子*




○デザインコンセプト
レオパレス新宿センターには日本人のみならず、多くの外国人の方々が訪れます。
そのような人々にとって、これから暮らす街には、新たな生活への期待と多くの不安に満ちていることでしょう。
私たちはウィンドウディスプレイのデザインを通し、道行く人々そしてショールームに訪れる人々に対して、「親しみ、安心感、希望」、この3つをメッセージとして伝えたいと考えコンセプトを掲げました。
○PRポイント
レオパレス21のキャッチコピーである「いい部屋、増やしています。」を中心に据え置きながら、日常的に交わされる挨拶を、9カ国の言語を用い、立体型の吹き出し文字にしました。これは国際化したショールームの証です。
人々が集い、活き活きとした時間を過ごせる暖かな場所であることを、文字と造形で表現しました。
○苦労した点
9カ国の言語からインスピレーションを得ながら、視認性、全体のバランスなどを考慮して吹き出し型の立体造形を決めました。これはこれまでにないデザインアプローチであり、アイデアを出すには苦戦しました。
また、メンバーと議論を交わしてデザインを絞り込むには多くのエネルギーを要しました。
さらに、施工途中でパネルが剥がれたり、倒れ防止のストッパーの設置したり、人ひとりが入れるくらいのショーウィンドウでの現場の設営は大変苦労しました。
*完成*


*学生の感想*

根本 新大さん
クライアントと相談しながら進めるため、プレゼンテーションを3回設けて、その都度スケッチや3DCG、模型や動画などあらゆる成果物をチームで製作し、魅力を伝えることに力を尽くしました。
梅 睦美さん
学校の課題とは違い、クライアントが存在することで「自分が満足するデザイン」ではなく「クライアントに満足していただけるデザイン」を考える、大変貴重な経験となりました。
氷室 拓磨さん
日頃はアイデアが実寸大のスケールで実現する機会はあまりなく、今回は施工まで自分達で行ったために学べたことが多々あったように思います。レオパレス21さんがアジアを中心とした外国語に対応している事を知り、身の回りの賃貸住居のことで困っていた留学生にその旨を伝えることが出来たので、他言語を用いて外国語への対応が可能であることをアピールしたこのディスプレイを見て同じようなことが起こるといいなと思います。
金子 華絵さん
私たちにとって初めての産学協同プロジェクトということもあり、困難な点は幾つもありました。しかし0から取り組んだデザインが、実空間として見えた時は、喜びも一入でした。
岩佐 知樹さん
双方のミーティングやプレゼンテーションを通して、レオパレスさんの多様な事業展開の中で伝えたい情報のかたちを価値観の共有から目標の共有まで発展できたと考えています。
渡邊 詩歩さん
シンプルなデザイン故に、吹き出しの形や書体のデザインにこだわりました。
堅山 明樹さん
みんなのアイデアと先方の意見を調和させること、少ない予算でデザインを表現することの難しさを実感しました。