未来の美容師4名に取材!
2017/03/17
学び
長野県松本市にある松本理容美容専門学校に行ってきました!
ヘアスタイルやファッションなど、その外見的な流行だけが取り沙汰されがちな業界にあって、しっかりと時代を切り開くクリエイターとしての人材育成を目指します。人間性を高め、社会性を養い、基礎的な技術と知識をしっかりと身につけた上で、さらに個性と才能を伸ばす専門的なフィールドでの対応力を磨きます。学科と実習をバランス良く配し、国家試験までを視野に入れた実践的なカリキュラムで、ハイレベルな学習環境を実現しています。
今年で8回目を迎える理美容甲子園2016(全国大会)に、松本理容美容専門学校の学生4名が信越北陸地域の代表として出場すると伺い、早速行ってきました♪

学生プロフィール

美容課 2年生
小口 穂乃華さん
クール系女子!
「ほっともっと」でアルバイトしてます!

美容課 2年生
上原 茉亜里さん
元気で明るい女の子!
楽器が大好き♪

美容課 2年生
石倉 愛梨さん
みんなから愛されるキャラ!
7人兄妹の大家族!

美容課 2年生
森田 綾さん
笑顔が素敵!
最近教習所に通い始めました!
理美容甲子園2016について

Q.理容美容甲子園とはなんですか?
先生≫今年で8回目になる日本理容美容教育センター主催の学生技術コンテストになります。理容部門と美容部門があり、学生が出場する部門は、美容部門の「アップスタイル部門」と「ワインディング部門」です。各部門2名ずつ予選通過し、CS北陸地区といって、長野県・新潟県・富山県・福井県・石川県の代表になります。
Q.何名ぐらい参加されるんですか?
先生≫昨年と比べて5名程度少なめでしたが、ワインディングで50名、アップで40名ぐらいでした。
理容学校が多い地区は、代表が10名いる地区もありますし、私たちの学校は中堅なので6名と少ないです。日本全国の各地区に分かれた代表が集まって、11月20日に富山で全国大会が行われるので、きっと良い結果を出してくれると信じております。

Q.先生から期待されていますが、今の気持ちを教えてください。
上原さん≫やるからには絶対全国で賞を取りたいです。
石倉さん≫全国大会に行く実感が全然わかなくて、練習もさぼりぎみになっているので、気合を入れなおして、優勝したいです。
森田さん≫支えてくれる人達がたくさんいるので、期待に答えたいです。まだまだ練習不足なので、もっと積み重ねていきたいです。
小口さん≫前回7位だったので、今回は上回る結果を残したいので、練習をもっと頑張りたいです。
Q.全国大会が決まった瞬間の気持ちを教えてください。
小口さん≫地区予選で納得のいく作品ができなかったので、全国にいけないと思っていたのですが、名前が呼ばれた時は安心しました。
森田さん≫私も地区予選の作品に納得していなかったんですが、大会に向けて練習を頑張っていたので嬉しかったです。
石倉さん≫作品は今まで通りできたので悔いはないのですが、敢闘賞が発表される時に呼ばれなかったのでダメだと思いました。なので、全国出場者が発表された時に名前が呼ばれた時はびっくりしすぎて覚えていないです(笑)
上原さん≫作品を作っている時は、緊張せず楽しく出来たのですが、納得いく作品が出来なかったのと、結果がギリギリ6位だったので悔しかったです。
Q.作品を考えるまでの期間はどのくらいですか?
石倉さん≫形は早い段階で決まっているのですが、細かいところは練習をしていく中で変えていくので、前日まで考えています。
上原さん≫私は、本番違う作品に変えました(笑)


Q.普段どのような練習をしていますか?
上原さん≫私はアップスタイルなのですが、一番大事なのが、際までの面のキレイさや、艶などを一番見られるので、見込みの時にどれだけキレイに直しておけるか考えて練習しています。
レオパレス社員≫ワインディングはどのような練習をされているんですか?
小口さん≫面の艶や、ハマダシ、毛流れが大事なので、千本巻きをしています。ペーパーが1箱に1000枚入っているので1日に1000本巻いています。
レオパレス社員≫1本巻くのにどれぐらいかかりますか?
小口さん≫1本巻くのに15秒ぐらいです。1頭20分なので、朝7時から練習しています。なので、後半になると腕の調子がおかしくなっていきます(笑)

Q.目標にしている人はいますか?
小口さん≫去年の全国大会で7位だった先輩をとても尊敬しています。超えられるよう頑張っています!
森田さん≫私のおばあちゃんが美容師をしていて、美容師になろうと思ったきっかけなのでとても尊敬しています。
石倉さん≫2人いるんですが、1人目がシノブ先生です。先生の指は魔法みたいで、少し動かしただけで作品が変わるのでいつもびっくりしています。2人目は母親です。毎日作ってくれるお母さんのお弁当があるから休まず学校に行こうと思えるし、お母さんの為にも賞を取りたいです!
上原さん≫尊敬している人は両親です。趣味も仕事も両立できていて尊敬しています。

Q.全国大会の目標を教えてください!
小口さん≫今までやってきた作品の中で一番良い作品を作って、自分の納得のいく作品で賞を取れるように練習を積み重ねていきたいと思います。
森田さん≫今まで作ってきた中で、一番良い作品を作りたいです。
石倉さん≫会場の中で一番輝いている作品を作りたいです。
上原さん≫絶対に賞を取りたいので頑張ります!
学校生活について
Q.松本理容美容専門学校のいいところは?
上原さん≫先生と生徒の仲が良いところです。質問もしやすいので自分の上達にも近づくと感じました。
石倉さん≫生徒同士の仲がいいところと、先生に質問した時に熱心に教えてくれるのでより頑張れます。怒られる事もあるんですが、愛情の裏返しかなと思えるので、プラスにとらえる事ができます。
森田さん≫みんな向かっている方向が一緒だし、見捨てられることが絶対になく、協力し合える環境があることです。
小口さん≫大会の練習で他の学校に行ってみると、施設がとても綺麗だと言われました。設備も建物も綺麗なのが一番の印象でした。



Q.一番力を入れている授業は何ですか?
小口さん≫オールウェーブとワインディングに力を入れています。今年から審査が厳しくなって、少しのミスでも減点が大きくなってしまったので緊張しながら練習しています。

Q.美容関係で普段から気をつけていることは?
上原さん≫授業でフェイシャルを習うのですが、その時に習った方法で顔を洗うようにしています。
森田さん≫メイクを落とす時に強くこすり過ぎないように気をつけています。
小口さん≫シートではなく液体を使ってメイクを落としています。
石倉さん≫髪の乾かし方で、私はショートなので分け目など気にしながら乾かしています。
Q.メイク、ヘアー以外にどのような授業を学んでいますか?
石倉さん≫美容室に高齢者の方が来店された時の接客方法や、実際に重いおもりをつけて高齢者体験などをしています。
森田さん≫目隠しをして構内を回る体験をしました。実際に体験し、相手の気持ちになって考えることで、どのような接客をすべきか学べました。
先生≫地域のコミュニティ施設で60代~700代の地域の方に協力していただき、接し方など実際に体験してもらっています。あと、社会福祉の中に理美容介助サービス士という資格があるのですが、車椅子のお客様の対応や視覚障害・聴覚障害のお客様の手助けなどの疑似体験をして資格を取得してもらっています。
レオパレス社員≫実際に体験してみてどうでしたか?
上原さん≫ハンドマッサージやネイルケアなどをして、自分たちがやっている事が伝わり、喜んでもらえて嬉しかったです。

Q.休日の過ごし方や趣味・特技を教えてください。
上原さん≫趣味は楽器を吹くことです!御柱祭のラッパ隊をしています。休日は、大会前だと学校に来て練習してます。後は、家族と出かけたり、病院に言ったり・・・(笑)肩を壊してから肩こりがすごくて、いてもたってもいられなくて最近は病院に行っています。
石倉さん≫土日は基本バイトをしています。昼間は、早く起きた時にハーフマラソンに出場するので練習をしています。アウトドアが好きで家にいるのがあまり好きではないので、公園で遊んだりしています。でも、遊具などは苦手です。
森田さん≫休日は、バイトと自動車の教習で終わってしまいます。
小口さん≫休日の午前中は練習をして、午後はバイトをしています。
Q.将来の夢を教えてください!
小口さん≫将来は、海外で仕事をしたいと思っています。就職先が東京なので、海外でも仕事が出来るように早くスタイリストになって、お客さんに喜んでもらえるような仕事をしたいです。
レオパレス社員≫海外でどのような仕事をしたいですか?
小口さん≫パリコレの仕事がしたいです。学校の講師の先生もパリコレのメイクをしに行っているので、自分もやってみたいです。世界に羽ばたければいいです!
森田さん≫夢は、自分のお店を持ちたいです。就職先が地元なので、近い将来、今まで支えてくれた人達に接客してあげたいです。
石倉さん≫就職先が愛知なので、できるだけ早くスタイリストになって、尊敬するシノブ先生のように、お客さんから好かれる人になりたいです。
上原さん≫将来の夢は、美容師だけでなく、マツエクやネイルも出来る人になって、自分のお店を出したいです。

Q.これから松本理容美容専門学校に進学を考えている人たちに一言お願いします。
小口さん≫県外の就職を目指している人も、県内を目指している人も、ここには有名な美容室に就職している人がたくさんいます。都会に出なくても、設備も整っているので是非、松美に入学した方がいいと思います!
森田さん≫松美に入学して後悔する人はいないと思います。設備も整っているし、東京でお金をかけるより、松本でも十分学べるので是非入学してほしいです!
石倉さん≫とても温かい環境なので、先生方も親身になって教えてくれます。是非どうぞ!(笑)
上原さん≫設備はもちろんの、大会に向けて熱心に教えてくれるので、頑張りたい人にはいい環境だと思います。
取材を終えて・・・
最初は緊張した様子で表情も固かった4人ですが、後半は笑顔が増え全体がリラックスして取材ができました!
全国大会に出場するだけあって、学校だけでなく帰宅後や休日も、日頃から努力を惜しまず練習しているというみなさん。尊敬します!
学校一丸となって学生の夢を叶える為のサポートをしていることも取材を通じて感じることが出来ました。
この取材後、11/20に「理美容甲子園2016」が開催されました!

レオパレス21では、これからも夢を追いかける皆様のことを応援しています!
ご協力ありがとうございました!