きてきてみなかみ!!
桐生大学の学生が漫画で地域復興!
2018/3/30
企画・イベント

皆さんこんにちは!
近日、2020年東京オリンピックに向けて、駅開発、マスコット決定など、着々と準備が進んでいるように思います。
全世界の注目が開催地「東京」に集まりがちで・す・が、
スポーツを通して地域活性化を図るプログラムが、全国的に進んでいるんです!
例えばスポーツ庁では、『スポーツによる地域・経済活性化プログラム』として、マラソン大会やスポーツ合宿・キャンプの誘致を通して地域活性化を図る動きが進められています!
今回、そんなスポーツ庁の発行する「地域振興事例集 第4巻」のマンガ作者に、桐生大学短期大学部 アート・デザイン学科の学生さんが選ばれました!
作者に選ばれた学生様のプロフィール

作画担当
木村 信吾さん
趣味:映画鑑賞
映画を家族で見て、全体の構成や展開など話し合っているのだそう!
学校のお気に入りポイント:
美術を学ぶための環境が良い!
石膏像が多いです(笑)

構成・背景担当
齋藤 来美さん
趣味:音楽鑑賞
よく聴くのは、Aimer、ペンギンリサーチ、米津玄師など!
学校のお気に入りポイント
アート・デザイン学科の拠点、1号館!日々、環境や人に恵まれていると感じています!

キャラクターデザイン担当
清水 蒼衣さん
趣味:ゲーム
音ゲー(通称音楽ゲーム)やFinal Fantasyにはまってます!
学校のお気に入りポイント
やっぱり1号館ですね!
緑に囲まれていて、落ち着いて作業に取り組めます。
3名が手がけた作品がこちら!

http://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop09/list/detail/1384512.htm
『世界が注目するアウトドア天国・みなかみ』
みなかみ町は群馬県北部に位置し、谷川岳・三国山の麓、利根川の源流域「関東の水瓶」と称される自然と温泉が豊かな町です。
キャニオングなどアクティビティを楽しめる場所としても有名なのだとか!
作品もキャニオニングやラフティングなどを催行する会社(株)キャニオンズのマイク・ハリスさんを主人公とした、ドキュメンタリーマンガになっています!
製作を手がけた木村さん、齋藤さん、清水さんにインタビューしてみましょう!

まずはじめに、「スポーツによる地域振興事例集」第4巻作者への抜擢、おめでとうございます!!
清水さん≫ありがとうございます!お話を頂いたのが、入学して間もないころだったので、仕事として漫画に携わることになるとは思いませんでした。
作品制作中、工夫した点はありましたか?
齋藤さん≫取材の為、実際にみなかみ町に行ったとき、同じ群馬県に住んでいる私から見ても自然が豊かな印象を受けました。木々や川がとても大きく見えたんです。それを漫画の中でどのように表現したら読者に伝わるか工夫しました。

木村さん≫構図を工夫しました。基本的に同じアングルからキャラクターを描くと読む人が飽きてしまうんです。そういったことがないよう、様々なアングルから構図を描くようにしました。
製作中、原動力となっているものはありましたか?
清水さん≫取材に行ったとき、マイクさんをはじめ皆さんにたくさんのお話をきいて、とても良くしてもらいました。自分が見聞きしたことを作品につなげたいという一心で作品制作に取り組みました。
作品を制作するとき、大切にしていることはありますか?
齋藤さん≫登場するキャラクターを大切にして、一人一人の登場人物をどのようにしたら輝かせられるか、考えています。話の構成次第で、キャラクターが生きてくるので、構成面も大切にしています。特にお風呂に入っているときは良い構成が降りてくることが多いです!
清水さん≫アイディアですね!アイディアがパッと浮かんだときに(齋藤さんと同じくお風呂がやっぱり多いんですけど)、必ず書きとめて自分の中の引き出しを多く持つようにしています。次の製作に生かせるように、溜め込んでます!
木村さん≫自分がどれだけ楽しめるかを大切にしています。楽しんで取り組めないと、自分の中で妥協が生まれてしまうので、どんな作品制作に対しても、楽しむように心がけています!
作品は小中学校に配布されるそうですね! どんな人たちに読んでもらいたいですか?
木村さん≫群馬県に住んでいるけれど、みなかみに行ったことがない人に読んでもらって、みなかみの良さを知ってもらいたいです!
清水さん≫小中学校のこどもたちに読んでもらって、みなかみに興味を持ってもらいたいです。家族でみなかみ観光に来てもらえたら嬉しいですね!
今回、先生からのお誘いが作品制作のきっかけだとお伺いしました。
学生に自身のスキルを披露する場を与えてくれる学校なんだな、という印象を受けましたが、皆さんがこの桐生大学短期大学部を選んだ理由にはどのようなことがあるのでしょうか。
齋藤さん≫私は、いろいろな資格(美術系)を取得できるところに魅力を感じました!イラスト検定やフォトショップなど・・・今は商品装飾検定の受検にもチャレンジしようと思い、勉強をしています!
木村さん≫とにかく絵がうまくなりたかったので、道具や機材の多さでこの学校を選びました。

最後に、皆さんの将来の夢と、それを実現するために今取り組んでいることを教えてください!
齋藤さん≫本に関わるお仕事がしたいです。印刷関連、出版、デザイン関係にも興味があります。今は企業に見せるためのポートフォリオのレパートリーを増やしていきたいです。
清水さん≫入学したばかりのときは、キャラクターデザインをやりたいという漠然な思いしかありませんでしたが、色々な人の感性に触れ合うことで、具体的に夢を描けるようになってきました。今はグッズデザインに興味があります!
木村さん≫ひたすら画力を上げたいです。今は、人の体勢について勉強しています。体勢によって筋肉の動きが変わります。これは、デッサン量だけでは補えないので、人体に関する知識をつけて補っていこうと思います。やりたいことが尽きず、デッサン力の更なる向上をする為、2年間短期大学部で学んだ後、研究生として勉強を続けるつもりです。
取材を終えて・・・
木村さん、齋藤さん、清水さん 3名が互いに切磋琢磨しながら取り組んできたというのが伝わってくる時間でした。
先生が与えてくれたチャンスに挑戦し、見事結果を出し、さらなる夢へと歩みを進める・・・それは、良い環境と良いライバルあってのものなのだと感じさせられました。
皆様も是非、3名の描いたマンガを読んでみてはいかがでしょうか。
私も実際の漫画を読みましたが、実際にみなかみへ行きたくなりました!
これからますますスキルを伸ばしていく3名の皆様をレオパレス21は楽しみにしています!
取材のご協力ありがとうございました!
