女性必見!栄養士の卵に聞いた「ダイエットの考え方」載ってます!
老人ホーム「あずみ苑我孫子」で栄養教室を開催★☆
2018/06/22
企画・イベント
千葉県我孫子市にある川村学園女子大学の学生、福田直子さんが、レオパレス21の運営する有料老人ホーム「あずみ苑 我孫子」にて、“福田さんオリジナルレシピのおやつを利用者の皆様と一緒に作る”「栄養教室」イベントを開催いたしました!
川村学園女子大学ってどんな大学?
川村学園女子大学は、大学のある千葉県の食材を使用した商品開発や地域貢献活動、ボランティア活動などに積極的に取り組んでいる大学なんです。
また、学生数20人以下の授業が81.4%!専任教員1名当たりの学生数13.5名!と、授業の質や教員と学生との距離の近さが自慢の女子大学です!
福田さんの所属する、川村学園女子大学 生活創造学部 生活文化学科は、「つくる楽しさ、食べる楽しさを伝える、食のエキスパートを目指す!」学科で、卒業と同時に栄養士の資格取得が可能です。
大学正門横には大学自慢の花時計が!とっても綺麗です☆


参加してくれた福田直子さん☆

川村学園女子大学
生活創造学部 生活文化学科
3年 福田直子さん
趣味:観劇(宝塚歌劇団のファン)
得意料理:玉子焼き!お母さんの味です。
卵2つに砂糖山盛り3杯の甘~い玉子焼きが福田家流!
将来の夢:栄養士!
栄養教室ってどんなイベント?

←あずみ苑の栄養士 渡辺さん
憧れの栄養士の先輩ということもあり、福田さんは熱心に渡辺栄養士の話を聞いていました!
栄養教室開催風景
この日は30名の利用者の皆様にご参加いただきました! 福田さんの優しい人柄と笑顔に、おじいちゃん、おばあちゃんは自分の孫のようにメロメロでした(笑)


川村学園女子大学での大学生活
今回「栄養教室」を盛り上げてくれた福田さん。普段はどんなキャンパスライフを送っているのでしょうか。さっそく取材してきました!
A.もともと食に関わる仕事をしたくて栄養士になりたいと考えていたので、卒業と同時に栄養士の資格も取れる川村学園女子大学を選びました。少人数授業が多いので、実習もみんな一緒だし、先生も丁寧に教えてくださるので、アットホームな雰囲気です。

A.座学も実習も栄養について勉強します。
実習は、1年生の時は「一汁三菜」を基本として、材料の切り方を学びつつ献立を一食分作ったり、クリスマス料理やおせち料理などの行事食を作ったりしました。
2年生になると、各国料理や、対象者に合わせたご飯(例えばお年寄り用にやわらかいご飯など)を作りました。やわらかいご飯は普段の生活の中ではなかなか作る機会がないので楽しかったです。
女子必見!栄養学を学んでわかったダイエット。
Q.栄養の知識が豊富な福田さん!ダイエット中のわたし(レオパレス社員)にアドバイスをください!!
A.栄養学を学ぶ前は、ダイエットをしようと思うと炭水化物や甘いものを食べないという方法を取っていたんですが、そのダイエットって実は栄養バランスが悪くてリバウンドしやすいんですよね。
だから、1日の摂取カロリーを低くするという考え方ではなく、長い期間(1週間とか)で、食べ過ぎた日があったら次の日はカロリーを控えて野菜を多めに摂るとか、全体のバランスを考えて食事をとることが重要だと学びました。
もし今日の夜飲みに行ったら、明日は主食を少なめにして、サラダを多めにするとか、「食べない」ではなく、「置き換える」のがいいと思います!
レシピの工夫点
Q.今日の栄養教室ではゴマ団子のレシピを披露していただきましたが、工夫した点はありますか?
A.私たち若い世代が「美味しそう」と思うおやつは、インスタ映えするような華やかなものだと思います。しかし今日は、召し上がる対象者が高齢の方でしたので、高齢の方にも馴染みがあり食べやすいあんこを使いました。
また、栄養教室には当日レシピを教えた後に、「家でも家族と作ってほしい」というコンセプトがあるため、家にあるもので簡単に再現できるレシピを考えました。
何人かの方に、「これはもち米じゃなくて普通のお米でいいの?」と聞かれました。このレシピは普通のうるち米で作るので、「大丈夫ですよ」と答えたら、「それなら作るのも楽だね」と言ってもらえて、すごく嬉しかったです!
利用者の方にも好評で、みんなうまい!と言いながらあっという間に食べちゃいました!(笑)
福田さんオリジナル☆ ゴマ団子

材料(4人分(4個分))
ご飯 …200g
あんこ …80g
すりゴマ…適量(15g)
(黒ゴマを混ぜて、白黒にしても良い)
1個あたりの栄養価
熱量 | 139g |
たんぱく質 | 4.0g |
脂質 | 2.4g |
炭水化物 | 24.7g |
食塩相当量 | 0g |
作り方
① ご飯はボウルに入れ、濡らしたすりこぎ棒で粘りと弾力が出るまで潰します。
② あんこを丸めておきます。
③ ②を、平たく広げた①で包みます。
④ すりゴマをまわりにまんべんなくつけます。
⑤ フライパンでまわりのゴマが香るくらい焼きます。


はじめて参加させていただいた頃は、料理に興味がなく作業に加わらない方もいらっしゃいました。しかし、回を重ねるごとに顔も覚えていただき、今回はじめて自分で1からやらせていただいた回では、利用者の方から積極的に「あんこくださ~い!」なんて声も飛び交っていて、とても嬉しかったです!!


A. できたものを前に出されるのではなく、「自分で作ったものを食べる」という流れが刺激になるのだなと思いました。 自分で作ることによって、「ゴマ団子はご飯をつぶして丸めてできる」ということがわかり、そういったことを考えながら食べることで“自分で作ったという実感”⇒“楽しい” に繋がるのではないかと感じます。 これからもできるだけ皆さんの目の前で、「こう作られるんですよ!」と見てもらえるような、 “一緒に作れるレシピ”を考えていきたいと思いました。
将来の夢について・・・
Q.将来はどんな場面で働きたいですか。
A. 利用している人の顔が見れるようなところで働けたら嬉しいなと思います。 今回みたいにお客さんの前で作って、お客さんが食べているところも見れるような仕事だったら、ダイレクトでリアクションが返ってくるし、より楽しいと感じます!
栄養教室&取材を終えて
栄養教室(炭水化物の回)のプランニングから運営までを福田さんにお願いする という企画がはじまった頃は、不安も課題も多かったと思います。
そんな中でも忙しい合間を縫って最後までやりきってくださり、当日は本当に期待以上の活躍だったと感じます!!
「栄養士になりたい!」という夢のために進んでイベントに参加してくれた福田さんを見て、自分のやる気次第で何でもできるんだ!と強く感じました。
当日の参加者の笑顔は、福田さんの努力があってこそだと思います。
今この記事を読んでいただいている皆さん。皆さんもぜひ、福田さんのように夢に向かってチャレンジしてみてください!!
レオパレス21はそんな皆さんをこれからも応援しています!