ゆけ!茨大炭酸部!(通称いばたん☆)
地元名産「福来(フクレ)みかん」を使ったサイダーの商品開発! 連載第四弾☆
2019/05/31
部活・サークル
2018年春、茨城県稲敷郡阿見町にある、茨城大学農学部にて、学生のプロジェクトチームが発足!
その名も…
茨大炭酸部(通称いばたん)!
どのようなプロジェクトかというと・・・茨城県を原産とする「福来(フクレ)みかん」を使ったサイダー、「福来サイダー(通称ふくっぺ)」の商品開発チーム!
商品開発の企画立案から製造、販売まで、全工程に挑戦するいばたんの皆さんを全4回に分けてご紹介します!

今回は連載最終回となる第四弾、4月7日に行われた「あみさくらまつり」での出店に密着してきました!
第一弾の記事はこちらから!
第二弾の記事はこちらから!
第三弾の記事はこちらから!
あみさくらまつり開催!初の福来サイダー学外販売スタート!

LP社員》
福来サイダーを学外で販売するのはこのイベントが初めてですが、サイダーが学外の方へ渡った感想はいかがでしょうか?
君和田さん》
たくさんの方に知っていただけました。学パレスや読売新聞の記事から色々な場所で知ってもらえていて、それ目当てで来てくださった方が思っていたよりも多く、大変嬉しかったです。
LP社員》
お客様から「新聞で見ました」というようなお声掛けはありましたか?
君和田さん》
「これ、新聞に載ってたやつだよね」と声をかけていただいたり、道で広報活動をしている際に「新聞で見たよ。どこで売ってるの?」とも言っていただきました。中には複数購入してくださる方もいて予想以上の反響にびっくりしています。
LP社員》
予想以上に来てくださったのは嬉しいですよね!
君和田さん》
そうですね。しかし嬉しい反面、予想以上ということに対して戸惑っている部分が大きいです。喜ばしいことではありますが、戸惑っていた、慣れていないから、といってお客様への対応がおろそかになってしまう事は福来サイダーを飲んでくださるお客様に対して失礼だと思うので、もっと気を引き締めていく必要があると感じました。

武田さん》
学外ということで、事前の告知を見て来て下さった方もいますが、今まで福来サイダーを知らなかった方々にも福来サイダーの告知が出来たのではないかと思います。
LP社員》
事前に知っている方と、知らない方との割合はどのくらいでしたか?
武田さん》
半々か知っていた方が若干多いのかなと思います。
本日の売れ行きはいかがでしたか?
君和田さん》
非常に好調でした。自分たちもびっくりするくらいで、最初用意していた量が午前中で売切れてしまいました。驚きながら学校まで福来サイダーを取りに帰りました。今もかなり売れています。

LP社員》
実際、どれくらい持ってきたのですか?
君和田さん》
最初用意していた数と同じ数のサイダーを持っていきました。
大体お客様の顔を 覚えているのですが、以前阿見町のスイーツフェアで試飲していただいた方がリピーターとして来てくださりました。「あの時飲んだよ。美味しかったからまた来たよ。」と声を掛けていただけたのが非常に嬉しかったです。
阿見町町長を訪問し福来サイダーをご紹介されましたが、町長にお会いした感想はいかがでしたか?
君和田さん》
福来サイダーを持って行った時も非常に快く受け入れてくださりました。今日も足を運んでくださり、たけのこ料理も購入していただきました。自分たちのことを応援してくださっているのが、とても嬉しい気持ちです。
来年度以降もいばたんの活動は続くと思いますが、今後の目標を教えてください!

君和田さん》
これからは、サイダーをもっと知ってもらうことと、多くの方に応援してもらっていることを忘れずに、気を引き締めてやっていかないといけないと思います。
武田さん》
最初に自分たちがやりたいと思っていたことを貫くことが大事かなと思います。1年で福来サイダーが完成したように、妥協せずに目標に向かってやっていくことが大事だと思いました。
特産品のたけのこをテーマにした「たけのこT-1グランプリ」開催!

LP社員》
今回考案された「ジャーマンたけのこ」は福来サイダーに合うレシピとのことですが、どのような点を意識して考案されたのですか?
黒服さん》
基本的には、福来サイダーがトニックウォーターに近い感じでありお酒に合うという形であるため、
後味がさっぱりするものと、濃厚かつ脂身は必要だということでレシピを作りました。
最後に、実際に学生さんたちが活動している姿を見て、どのように思いましたか?

黒服さん》
1年間指導してきて1番強く彼らに伝えていたのは、作った福来サイダーに対して愛着を持ちましょうということです。そして、愛着を持ってお客様に接すること。
今日1日露店での販売を行いましたが、最初は恥ずかしがって控えめな接客という印象でした。しかし愛着のあるものがなかなか売れないことから「悔しい」という気持ちが沸いたのか、だんだんと大きな声で「ありがとうございました」と伝えることができるようになっていました。
苦労して作ったからこそ、愛着が沸いていい結果に繋がっているのかなと思います。
次年度は、さらに地域の人に知ってもらうことが重要です。今後も初志を忘れないようにいてほしいです。今日の感触を見る限りでは、成功すると思います。
今回の連載を振り返って…
約1年かけて自分たちが作り上げた福来サイダーを、初めて学外で販売しました。
本人たちの予想を超える反響に喜びつつ、気を引き締めなければならないと思うことができるいばたんの皆さんからは、本当に高い志を持ち全力で取り組んでいることを強く感じました。
その想いがお客様にしっかりと伝わり、リピーターの方がいらっしゃったり数本購入していかれる方がいたりするのだと思いました。
今後は『もっとたくさんの方に知ってもらう』ということで、広報活動等に力を入れていくことになります。自分たちが自信を持って紹介できるものとなるため、今後の活動は今以上に大きく飛躍していくことでしょう。
4回に渡ってお届けしてきた「ゆけ!茨大炭酸部!(通称いばたん☆)」ですが、皆さんいかがでしたでしょうか?
学業の傍らで行っているこの活動は、決して『楽しい』だけではなかったと思います。
たくさんの壁にぶつかり、試行錯誤を繰り返して完成した福来サイダーには、私たちの想像を超える熱意と愛情が込められていると思います。
そんな素敵ないばたんの皆さんに密着することができてとても嬉しかったです。
連載は今回で終了となりますが、今後もいばたんの皆さんを応援していきます!
皆さんも、ぜひ足を運び購入してみてください☆
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