学パレス

レオパレス21と学校の様々なコラボレーション企画!

神戸大学を心から愛する学生が集った!
学生広報ボランティアは、“大学愛”で暖かい!

2016/06/10

企画

※記事の内容は、取材日(2016年2月)の情報です。


今回は兵庫県神戸市にある神戸大学に訪問してまいりました。

「先端研究・文理融合研究で輝く卓越研究大学へ」をビジョンに掲げる神戸大学は、11学部15研究科(※2016年4月時点)を擁する全国有数の大規模総合大学です。

学生のイチオシポイントは、なんと言っても神戸を一望できる景色!夜景は特に魅力的です!

そんな神戸大学では、学生が有志として集まり、学校価値の再発見・新発見を目的として学生目線での情報発信をしています!その名は「学生広報ボランティア」!!
出来立てほやほやで「協働広報」を合言葉に活動しているとのことで、私たちも少しでもお力になれればと思い、取材をさせていただきました!!

今回取材にご協力いただいたのはこちらの3名!

経済学部2年
菅沼俊哉さん

農学研究科
博士課程前期課程2年
中塚万智さん

発達科学部2年
花安佐幸さん

学生広報ボランティアについて

-それでは早速取材スタートです!

Q.学生広報ボランティアは具体的にどんなことをされてるんですか?
中塚さん≫分野が3つに分かれていて、その中でもメインで活動しているのが2分野あります。その内の1つが私が属しているメディア部というところで、そこでは大学の魅力だとか、頑張っている学生の取材をして学内外問わず発信していく活動になります。
菅沼さん≫もう1つが、グッズ企画・開発部で、神戸大学生協などで販売している“神戸大学グッズ”の改善・新規開発に携わっています。
販売対象は、OB・OGの方など幅広くいらっしゃるとは思いますが、僕たちはその中でも特に“神戸大学の在学生”に焦点を当てて活動を考えています。

例えば、ノート、ルーズリーフ、クリアファイルといった商品に、神戸大学の自慢でもある“綺麗な景色”を合わせて、実際の写真を入れたりといった新しい商品を考えています。「神戸大学生と一緒に作りました!」という売り出し方ができればいいですね!

Q.学生広報ボランティアをはじめたきっかけは?
菅沼さん≫初めは友達にこの学生広報ボランティアの存在を教えてもらったのがきっかけでしたが、決め手になったのは、自分自身が「神戸大学が大好き!」という気持ちです。少し照れくさいんですけどね(笑)
神戸大学がすごく好きで、何らかの形で神戸大学に関わることに携わりたいと思っていて、そんな時にこの学生広報ボランティアの存在を知り、神戸大学と密接に関われる活動として興味を持ちました。

中塚さん≫私は学部生のときに応援団に入っていたんですが、その応援団も“神戸大学の活性化”を目標にしていました。引退したあと、やりきれなかった部分を少し抱えていて、同じように神戸大学の魅力を発信できる団体という事で学生広報ボランティアに応募しました。

Q.活動の中で大変だったり苦労したところはありますか?
中塚さん≫サークルや部活とは違って、有志で集まっている団体なので、各々のメンバーがやりがいを感じられるようにだとか、各々の生活スタイルに合ったやり方で活動していくというところは難しいなと思います。
菅沼さん≫そうなんですよ!本当に中塚さんのおっしゃる通り!!この団体のメンバーは、ほとんどの方が他の団体にも所属していて、その傍らで参加される方が多いのでスケジュール管理が難しく、ミーティングでなかなか人が集まらなかったりだとか・・・。他には、神戸大学の職員の方と一緒に活動できるというところで、規模はとても大きいのですが、そういった個人ではできないことが出来る反面、承認などの過程を踏むのがすごく大変ですね。

まだまだ知らないことがこんなにあった!!

-メンバー同士のスケジュール管理が難しい中でも、こんなにも具体的な活動内容を持ち、企画を作り上げる。まさにハイレベルな取り組みですね!

Q.活動を通して自分自身、新たに気付いたことはありますか?
菅沼さん≫広報活動を進めて情報を取りに行くうちに、今まで知らなかった神戸大学についての知識が得られています。学問だけでなく、オリジナルブランドを立ち上げた学生さんなど「神戸大学にはまだまだこんな魅力があるんだ!」と感じますね。
中塚さん≫知らないことがたくさんあるなと思いました。私は在学6年目なので神戸大学のほとんどのことを理解していると思っていたんですが、いろいろな取り組みをしている人がいる事を知らなかったですし、自分の所属している団体や、知っていると思っていたことに関してもまだまだ学べることは多くあると思い、興味をもって見ていこうと思えました。卒業を控えているということもあり、考え方も変わりましたね。
菅沼さん≫感覚としては、広報活動のインターンをしている感じですね。
中塚さん≫どんなトピックスに人が関心を持っているのかもすごく気にしますし、ワンフレーズで興味を持ってもらわないと記事を見てもらえないので、どんなレイアウトを組むかなど、そういうところを気にするようになりましたね。


Q.この活動をしていく中で気付いた神戸大学の魅力は?
花安さん≫生協さんや広報の方々含めて、職員さんとこんなにも距離が近い学校は他にないと思います。
大学の広報課って聞くとすごく遠いイメージがあって、話し合いももっと固く“会議”みたいなイメージで始まると思っていたらそんなこともなく、私たちの意見も聞いてくれるし、そういう部分から“近さ”をすごく感じました。
中塚さん≫いろいろな学生に取材をする中で、学問や研究といったことに重きを置いている方もいれば、自分の興味の対象に向かってブランドを立ち上げたりという方もいたりなど、学問だけにとどまらず文武両道にこなせる方が多いなと思いました。
菅沼さん≫“この活動を通して”とはまた少し違うんですが、神戸大学のことに真剣になれる学生がすごくたくさんいるなと実感しました!僕が他に所属している団体が、同じように「神戸大学の活性化」をテーマにしていて、神戸大学のことを常に真剣に考えられる方が周りにたくさんいると感じます。
新入学生が入学したら親睦会を開いたり、就職するときには就職支援をしたり、卒業してからも「ホームカミングデイ」という会を開いたり。
神戸大学生のことを思って活動できている現実があるので、やはり自分たちの大学に誇りをもっている人が多いのかなと思います。


Q.今後もっとこうしていきたいとか、こういう活動がしたい!などあれば教えてください。
菅沼さん≫神戸大学は、知名度が関西地域に限られていると思うんです。東京で神大(しんだい)というと神奈川大学(じんだい)や信州大学と間違えられたり…。
そこで、どうやったらみんなに知ってもらえるかを考えたところ、神戸大学のLINEスタンプを作るのはどうかと思いました!例えば楽天さんの“楽天パンダ”は多くの方がスタンプを持っていて、そこから楽天の存在を知ったりセール情報を取得したりなどしています。それと同じ方法でまずは少しでも興味を引いて、そこから「神戸大学ってどういう学校なんだろう」と知ってもらうようなきっかけになれば嬉しいです。
そんな経緯で始動して、まずLINEスタンプを作るために神戸大学のイメージキャラクターが必要なのではと思いました。

レオパ≫じゃあ今はキャラクターを作る話まできているんですね。
菅沼さん≫そうですね。「キャラクターを作った方がいいと思います」という提案自体はしているのですが、それがまだ実現までは至っていないので、今後活動できたらなと思います。
レオパ≫キャラクターを作るとなると、コンテストをしたりとかあると思うんですが…

菅沼さん≫そうですね。でもキャラクターを作る上で難しいのが、キャラクターを作ること自体を目的にしがちな部分です。キャッチーだからとりあえず作ろう~って。今回はそれを恐れて問題意識から入りました。そしてそこから、ターゲットを絞ります。今回の場合は関東圏に広める以前に、神戸大学の学生さんに知ってもらわないといけないので、そのための工夫として先ほどおっしゃっていただいたような、コンテスト形式でしたり、せっかく大学広報で活動させていただいているので、HPでの周知も考えています。

働くママ!田舎暮らし!地域の満足!
思い思いの将来像!

-インタビューを通して、3人がそれぞれ「大学の為に何が出来るかを考えることに喜びを感じている」と思いました。素敵な大学愛ですね!


Q.皆さんの将来の夢は?

花安さん≫私は発達科学部で子どもについて学んでいるのですが、その影響なのか将来は仕事と育児を両立出来るような人になりたいと思うようになりました。
就職先を選ぶときも産休・育休を取れるような会社に勤めたいな、なんて思っています(笑)

菅沼さん≫僕は、幸せな田舎暮らしがしたい!!(笑)最近ではこの広報活動と、別の神戸大学活性化の活動と、部活動にも所属しているので、周りの友達とか見ていると「自分は何をしてるんだろう。もっとのんびり暮らしたいな~」なんて考えることがあります。

中塚さん≫私は色々なことに興味があるので、まだまだ将来の夢は探し中です。ですが、元々は農学部なので、色々な地域のお野菜とかお肉とか、神戸で言えば神戸牛とか、そういう地域の特産物の良さを広めて、農家さんや地域の人みんなに満足してもらえるような暮らしを提供したいと思っています。
広報の活動も、自分の身の回りにある魅力的なことをみんなに伝えるという面で、将来に生かされると思っています。とにかく色んな経験を積んで、ゆっくり決めていこうと思います。



Q.最後に、新入学生に向けて一言お願いします!

中塚さん≫端的に言うと、やりたいことはすぐやろう!ってことですね。社会に出ると時間の自由がある程度制限されてしまうので、学生の自由な時間があるうちにやりたいことはやってほしいと思います。
私の場合は部活に入っていてあまり時間はなかったですが、年に2回の長期オフでは「いつも頑張ってるからダラダラしよ~」ではなくて、いつも部活ばかりで出来なかったインターンシップに応募したりと、時間を使っていました。うまくやり繰りすればいろんなことが出来るので、やりましょう!!(笑)

菅沼さん≫自分が身をもって感じたのは、大学生になると大切なのは主体性だということです。
高校までは「大学合格」みたいなぼんやりした目標を勝手に与えられるじゃないですか。ある程度勉強したらこのくらいの学校行けるんだろうなってわかったんですが、大学では多分そのゴールは見えないと思います。なので、自分が何に興味があるのか、自分が本当にやりたいことは何なのかを見つめ直して、それに向かって行動を起こすことが大事だなと思います。
新入生の皆さんにも自分が興味をもったことをためらわずにやっていってほしいです。

花安さん≫興味のあることにはどんどん手を出して、深い人間関係を築いていってほしいです!
大学の活動だけに限らず、バイトから広がる人間関係もあったり、そこからまた違う繋がりが得られたりします。1回生のときはみんな、友達と一緒にいなきゃいけない、友達と一緒じゃなきゃ踏み出せない、というような方が多いと思いますが、別にそんなことは誰も気にしてなくて、一人で行っても「来てくれたんだ~!」と快く受け入れてくれる場所はいっぱいあります。なので、何事にも臆せずに突き進んでいってほしいと思います。

中塚さん≫あと、広報誌を読んでください!!(笑)私たちが取材した記事も載っているので、そういった学生視点の記事をぜひ見てください!
菅沼さん≫まだ1期生なので、僕たちの代だけじゃ出来ないことがたくさんあります。さっき言ったキャラクターの企画も、1年じゃ全然実現しなかったので、今後実現に向けて発展させていくためにも、やっぱり未来の広報ボランティアが必要です!少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ来ていただきたいです!

まとめ

主体的に物事に取り組める姿勢をもったメンバーが集まっていたという印象を持ちました!
それぞれがアルバイトやサークル活動を通して自身の成長につなげる意識があり、いろいろとチャレンジ(学問・課外活動)してこられた、また今後もされるのだろうと感じました。

生協とのコラボレーションや学内での取材活動など、今後も活動の材料はたくさんあります。彼ららしい視点で見ている人をアッと驚かすアイディアがでてくるのでは、と今から楽しみです。

そんな学生広報ボランティアの皆さんを、レオパレス21はこれからも応援しています!
取材のご協力誠にありがとうございました!

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